以前から行こう行こうと思いながらも4年(その前のお店から数えたら10年…。)が経った『ピアットキタミ』さんに伺えました。。。

地下を降りて、席に着くと、
北見シェフから、
「米粉パスタあるよ〜。正式には玄米だけど」との第一声に、
「めちゃくちゃ食べたいけど、いいのかなぁ」と心の中で思いながらも、
小声で「ぜひ食べたいです^_^」と伝えてました(^^)

そして登場したのが、


「桜海老と新玉葱のフリットのせ冷製玄米パスタ」です。



乾麺の状態も見せて頂き、
そのままポリポリ食べてましたが、


言われなければ玄米だなんて分からないはずです。

「体に良いもの=美味しくない」
というイメージを持ってる方にも食べてほしい逸品でした。

しかも、


コーストップバッターの「蟹のブラマンジェ」には、
豆乳が使われてたり、


魚介の一皿も、


「良薬は口に苦し」な「稚鮎」が合わせてあったり、


「トリュフがけリゾット」は、
どこか懐かしい卵雑炊の味わいもして、
なんだかジーンときてしまいました。。。

他にも、


今が旬のウルイや烏賊・新玉葱のピュレが仲良く集結したり、


大好物のラムちゃんとスナップエンドウが共演してたり…。



フルボディの🍷との相性も最高でした。

そして、
仔羊を食べ終えた後に、



忘れ去られてたフランスパン(笑)と、


2種のドルチェ(どちらも最高でした)
ドッピオ、
レモンチェッロで締め括りましたが、
気合いと根性と力強さとカジュアルさの中に、
繊細な優しさが伝わってくる北見シェフワールド。

そんなシェフのお料理や働く姿から、
改めて思いました。

本当の優しさって、
人それぞれ、感じ方が違うでしょうが、
私が優しさを感じる時は、
心から和んで癒されて、
自然と感謝の気持ちがわいてきて、
何か役に立てることないかなって思えてくるんですよね。

つまり、
優しさをプレゼントされると、
優しさで返したくなる。


たくさん苦いことを経験してきたから、
もっともっとたくさん優しくできたらいいな。