『ソンデコネ』だなんて、
不思議な名前だなぁと思って調べたら、
「そんなバカな」って意味(フランス語で)でした。
そんなバカなことがよくある私ですが、
渋谷『ソンデコネ』さんも、
そんなバカなって突っ込みたくなるようなお店で、
お店に入った瞬間から、
お気に入りになってました。
お酒メニューといい、
タトゥー入りシェフといい、
シェフとフランス人スタッフさんとのフランス語での会話といい、
肩の力が抜けた感じで、
フォカッチャからお料理スタートでした。
ラードがペロンとのったフォカッチャの後は、
「カツオ、ピンクグレープフルーツ、マッシュルーム、パクチー」
「ほうれん草のクーリ 、チコリ、胡桃」
「カンパーニュ」
「鰆、春菊、グレープフルーツ、カブのピュレ」と続きましたが、
春菊はお代わりしちゃいました。
ここで最初のボトルワインが空いたので、
「SonoyamaMakie」の頭文字を取ったようなワインに切り替えて、
「豚のほっぺの煮込み」と、
すんなりOKし、
目の前でモンドールをすくって、
シェフの背中とタトゥーが視野に入ってきながら、
こちらもあっという間に食べ終えてました。
このワイン、
うちのお店のメニューに入れようか迷っていると、
「レモンババロアと苺」が運ばれてきました。
甘いものに合わせてエスプレッソをオーダーしましたが、
デザートは、
ババロアだけかと思いきや、
「ビーツアイスとウイキョウ」と、
「塩チョコタルト」の3種でした。
デザートも驚異のスピードで食べ終え、
シェフにいくつか質問してみましたが、
まだ東京に来て間もないという渋谷シェフ曰く、
渋谷で、公園が目の前にある物件を探して、
こちらにしたとのこと。
さらに、
ガスコンロでなく、
汚れなくて便利な電気調理器にしてるとのこと。
「へぇ、なるほど~」と相槌を打ちながらも、
お店を後にしましたが、
そんなバカなことが楽しい『ソンデコネ』さん、
今後どんなお店に変身していくのか楽しみです。