二子玉川から四ツ谷に移転なさって、
ようやく伺うことができた『OGASAWARA』さんで、
記憶に残る春の逸品に出逢いました。
「花ズッキーニのフリット」です。
中には、
空豆と絹さやが入ってましたが、
絹さやのシャキシャキが、
ホクホクしっとりの空豆ペーストのアクセントになったコロッケ風なんです。
衝撃的なほど最高でした。
とっても勉強になりました。。。
ちなみにこちら、
スカッとした清い内装はもちろん、
最初から最後までプレートも素晴らしく、
バターの器にも惚れ惚れしてましたが、
自家製ライ麦パンも、
お代わりしたいぐらい私好みでした。
こちらのジャンルはフレンチでも、
栗のビールや、
イタリアの赤ワインもあり、
全部ひっくるめて、
フレンチの域を越えたOGASAWARAさんワールドで包まれてました。
冒頭の「花ズッキーニのフリット」
「白子筍・生ハム・サザエのオリーブ&山椒&バーニャカウダソース、木の芽添え」
「ビスコッティのジェラート」でしたが、
イタリアのデザートワイン「ヴィンサント」をまわしかけて、
浸して食べるという何とも大人な甘味でした。
赤ワインやハーブティ・エスプレッソにもぴったりなデザートでしたが、
まさかフレンチの締めくくりとして登場するとは思ってもみなかったです。
食後酒の中ではヴィンサントが一番好きだったので、
テンションが上がってましたが、
Mの文字が刻まれてマイセンのグラスに、
MAKIEのMだと勝手に思い込みつつ(苦笑)、
ますます気分も体温も上がってました
お店は、
シェフと奥様の二人三脚で切り盛りなさってますが、
なんだかとても憧れます。。。
『OGASAWARA』さん、
これからも鴛鴦夫婦フレンチのままでいて下さいね。