ぴくぴく動いてる赤貝や、牡蠣等を眺めつつ、
まず運ばれてきたのは、
お造りに合わせる数種のお醤油やぽん酢でした。
何だか、
「鯖」「鰯」「鰹」「青柳」「甘エビ」「昆布締めの鯛」も楽しそうです。
その他、
「赤ナマコの三杯酢漬け」や、
「白子ごっそり蒸し~胡椒もきいたあんかけに~」
「北海道の生牡蠣」
「ヒゲダラと豆腐 の小鍋仕立て」
「お漬け物色々」
「鮭児の焼き物」等の一品料理が続きましたが、
幻の「鮭児」は今年初物です。
大好きな「小肌」です。
最近食べた握りの中では、
最も大きめのネタでしたが、
〆てから2日寝かせてあるとのこと。
しっかり酢のきいた小肌ですから、
小肌マニアにはたまらないはずです。
さらに、
「赤身の漬け」
「カスゴ鯛の昆布締め」
「穴子2種(塩・タレ)」等、
※タレがかかった方は、赤酢のシャリでした。
握りを数種頂き、
いつもなら、
「かんぴょう巻き」+「お味噌汁」を頂くのですが、
今回は、
かんぴょうは、おつまみで頂きました。
大将は、
かんぴょうのメッカでもある栃木出身とのことで、
幼い頃に、
かんぴょうを食べすぎて、
今では食べる気がしないそうですが、
東京の人はかんぴょう好きが多いという理由から、
かんぴょうは常に常備なさってるようです。
私も、
出雲にいた頃は、
かんぴょうに、興味の「きょ」の字もなかったんですが、
30歳を過ぎた頃から、
かんぴょうなくしてお寿司屋さんは語れないほど、
かんぴょう好きになってました(*^_^*)
というわけで、
こちらでもリクエストして出して頂いたのですが、
甘辛具合が、
何とも「焼酎のウーロン割り」と「日本酒(冷)」にぴったんこでした。
因みに、
「かんぴょう巻き」の代わりに作って頂いた細巻は、
私が光り物好きということから、
大将の「鰯の残った部分と大葉で巻き物作りましょうか?」というお言葉に従い、
「鰯の海苔巻き」に。
これがまた大ヒットで、
お造りの際に出して頂いていた「胡麻だれ」を付けても美味しく、
新たな食べ方も発見できました。
この細巻きには、
「岡山の新海苔入りお味噌汁」を合わせて頂いたのですが、
この海苔にびっくり。
一般的な生海苔は、
いくら新物でも溶けるのですが、
溶けるどころか、
たまげましたが、
「玉」もです。
玉子焼きは、
2種類用意してあるそうですが、
より大将一押しの「鱧と芝エビ入り」を頂くことに。
すると、、、
箸を入れた瞬間の弾力に、
「あれ、何かカステラに似てる…。」との第一印象。
食べてみると、
案の定、
まさに弾力のあるもっちり風カステラそっくりでした。
『さいとう』さんでたまげた「玉」 とは正反対の「玉」ですが、
あまりの美味しいカルチャーショックに、
しかも、
お腹いっぱいになっておきながら、
最後の「赤と白の苺」もぺろりと平らげ、
フィニッシュでした。
一期一会を感じる『石島』さん、
『ラベットラダオチアイ』さんのご近所です(*^_^*)