『放課後NPOアフタースクール
』の開始時刻になり、
児童ちゃん達が教室に入ってくると、
真っ先に耳にした言葉が、
「故障したコショウを使うの?」でした。
さらに、
「おやじギャグ好き?」と尋ねられ、
予期せぬ質問だたったため、
きょとんとすると、
「アメは甘めぇ」とか、
数々のおやじギャグを披露してくれてました。
よって、
私もつられて、
「すいま千円」「OK牧場」「よろしく哀愁」と言ってみたところ、
「さぶー。北島さぶちゃん」と返されてしまいました…。
呆気にとられていたところで、
開始時間となったのですが、
最初に、
私が黒板に、
「おいしいおまめを食べましょう」と書くと、
子供達が集まってきて、
自分達の名前を書きはじめました。
とても凝ったオシャレな名前の子達ばかりで、
時代の流れを感じざるをえなかったです。
そして、
手を洗ったところで、
まずは、
私が考案した料理2品(大豆入りチャーハン&黒豆南瓜茶巾)の
お手本を見せて、
その後、
みんながそれぞれ班に分かれての調理開始でしたが、
包丁さばき、
手慣れたものです。
可愛らしさに癒されながらも、
手際の良さに感心しっぱなしでした。
料理が完成すると、
お行儀よく椅子に座って、
両手を合わせて「いただきまーす」でしたが、
料理に入る前は、
「豆、大大大大っ嫌い~」なんて言ってた子も、
いざ、「いただきまーす」と食べ始めると、
残すどころか、
お代わりまでして、
「美味しかった~!」とニコニコしながら、
きれいに食べてくれました。
お皿が空っぽになって、
「美味しかった」って言葉を聞けるのが、
作り手にとっては、何より嬉しいことなんですよね。
そんな幸せを感じていると、
おやじギャグを連発してくれた小学一年生の女の子達から、
「スッピンになれ~」と、
私の顔目掛けて、濡れたペーパーで、化粧落とし攻撃を浴びてました。
まだ6歳なのに、「スッピン」という言葉を知ってるなんて…。
恐るべし6歳です。。。
なかなかのおませちゃん達でしたが、
とはいえ、
目を見ると、
大人にはない純粋さが伝わってきます。
片づけを終えて、
サインを書いて、
手渡した後、
最後の最後に、
子供達から、
「絶対また来てね~。約束だからね~」と、
指切りげんまんされたので、
また愛くるしい子供達(ギャグの師匠達)に会いに、
美味しい豆料理と、気のきいたギャグと共に伺おうと思います。
次回は、「さぶー。北島さぶちゃん」と言われませんように…。
次回も、お皿の中身がからっぽになりますように…。