「津之守坂」を、

「つのかみざか」と読むんだと初めて知ったのは、

津之守坂にあるよねやまさんのおかげです。


坂が多すぎる東京ですが、

私は、一体いくつの坂を知ってるんだろうと考えながら、

梅雨入り頃、

『よねやま』さんに到着してました。


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「枝豆が散らされた蛸の柔らか煮」

「蟹の茶わん蒸し」

「鶏肉の梅ゼリー和え」

「鱧の甘辛煮」

枝豆が添えられたグジ(アマダイ)の塩焼き」

「鴨のひき肉と赤味噌がのった冬瓜のお浸し」


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「鱧と玉葱の土鍋煮」

「キジハタのお造り」

「ちりめん山椒のご飯(後からお茶漬けスタイルに)」

「濃厚マンゴージュース」等、

直球勝負な潔いお料理の数々でしたが、


中でも、

びっくり度肝を抜かれたのが、


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「岡山の天然鰻の土鍋仕立て」でした。


ものすごいグツグツ状態で運ばれてきましたが、


味付けは、

醤油と、ほんのちょっとのお酒だけとのこと。


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見るからに、

インパクト大でしたが、


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取り分けようと、
レンゲを入れると、

あ、

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お豆腐発見。

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大将曰く、

「鰻には、豆腐と葱と木の芽が相性いいですから」とのこと。


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熱々な具材をまたしても一気に頬張ってしまったため、
口中炎でしたが、

脂ののりまくった鰻といい、
全ての具材の相性といい、
「美味しすぎる・素晴らしすぎる・男前」を連呼しながら、

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ありそうでないパンチのきいた鰻料理だと思いながら食べてました。

これまた、

「これぞ日本料理を極めた男の真っ向勝負料理」かと。

こんな正々堂々とした逞しい日本料理、

久々に出逢った気がします。


噂には聞いていたものの、

想像とは全く違うものでした。


やはり「百聞は一見に如かず」ですね。


もちろん、

人それぞれ好みがあるでしょうから、

一概になんとも言えないですが、

今回の『よねや』さんは、

私「そのやま」には、

とてもいい刺激になり、

記憶に残るものでした。


これからも、

よりいい刺激を受けつつ、

人の心に残る料理を作れたらいいなぁって思います。




※豆と共に生きるFBファンページEverydayBEANs はじめました。