先月、
2年半ぶりに伺ったビストロQさんで、

大好物の『カスレ』を、

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山下Qシェフ流にアレンジして作って下さいました。

色合い的には、
地味ですが、
味わいは、
とっても華麗でした。

因みに、
「シェフ流カスレ」は、
一般的な「カスレ」に入る「白いんげん豆」の代わりに、

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「レンズ豆」が抜擢され、

お肉には、
「豚ばら肉」と、

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「骨付き仔羊のコンフィ」が、
どーんと主役の座をGETしてました。

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「白いんげん豆」ではなく、
「レンズ豆」のせいか、
胃にずっしりこない「カスレ」だったので、
勢いよく、
おなかに歓迎されていきましたが、

この「カスレ」以外にも、

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一期一会を感じる「苺サラダ」や、

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「苺アイス&苺&持参したきんつば」や、

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「鮮魚の一皿」も、
全て軽やかに美味しく頂いてました。

このお魚には、

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「モロッコインゲン」「空豆」の春豆を添えて下さったのですが、


これらのお豆、


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やっぱり春には、
引っ張りだこですね。

以前(4月3日の「いんげんの日」)、
「いんげん」については、
ご説明してましたので、
今回は、「空豆」についてちょっとご紹介させて頂きます。

莢が空に向かって伸びていることから名前が付いた「空豆」ですが、


蚕を飼う初夏に食べられることや、

莢の形が蚕に似ていることから、

「蚕豆」という字もあてられています。



さらに、

「天豆」とも呼ばれますが、

空=お天道様を向いて実がなるということ、

「蚕」の漢字に、「天」が使われていることから、

省略して、その名が付いたみたいです。


また、

古くを遡れば、

古代文明を支えた栄養源だったとも言われてますが、

日本に渡来したのは奈良時代で、

インド人の僧ボダイセンナが、

中国を経て渡来した時に持参し、

それを日本の遊行僧の行基という人物が各地に紹介したという説があります。


こうやって、

歴史を調べると、

まだまだ出てきちゃいますが、、、


なんとなく、

Qシェフの歴史も、
愉快な伝説(?)がわんさかありそうなので、
次回伺ったら、
色々Q(質問)してみようと思います。

シェフらしい楽しいお料理と共に、


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プレッシャーに負けない美味しいA(回答)も期待してます。