イタリアンは、
主に、トラットリア(大衆食堂や居酒屋感覚)・オステリア(やや高級より居酒屋)・リストランテ(レストラン・トラットリアやオステリアより高級感覚)に
分けられますね。
どれが好きかと尋ねられると、
「どれもそれぞれ好きなお店があります」と答えますが、
広尾にオープンした『オルゴーリオ・デル・カザルタ 』は、
店名に、「トラットリア」がついていたので、
トラットリアではありますが、
日本語で言ういわゆる居酒屋というより、
イタリアの家庭の味が楽しめるレストランという感じです。
それもそのはず、
「トスカーナの古き良き食堂」「普段使いのレストラン」がテーマとのこと。
また、
心と体に優しいシンプルなトスカーナ郷土料理が、
トスカーナの田園に佇むような心からリラックス出来る空間となって、
レストランの雰囲気を作り上げてるんです。
メニューを見れば、
特に前菜には、
あれもこれも食べたいものがありすぎたので、
思い切って、
ダメもとで、
「これとこれとこれと…、盛り合わせにして頂けないでしょうか?」と
頼んだところ、
見事に希望を叶えて下さいました。
私が惹かれるトラットリアの魅力には、
「迫力」とか「力強さ」があるのですが、
この盛り合わせも、
まさにそのワイルド具合がたまりません。
生ハム・サラミ・豚の頭・レバーペーストのクロスティーニ、
そして、
一番のHITだったのが、
「自家製カジキマグロの燻製」です。
さらに、
パスタもリゾットも、
「赤座海老・ポロ葱・ヴェルツァのリングイネ」&「菜園風リゾット」を
盛り合わせて頂きました。
それらのお店も含め、
シェフはじめ、
サービスマンさんの感じも良くって、
やはりお店の良し悪しは、
「人」が左右するんだって思えてました。
そして、
「何度でも足を運びたくなる愛される店づくりを心がけて参ります」という
シェフのお言葉も、
ストレートに伝わってきました。
そういえば、
最後のドルチェで、
「チーズケーキはないんですか?」と尋ねたところ、
「あー、リコッタチーズのケーキもあったんだすけどね~。今日はなくて…。
次回頑張って作ります!」とのお言葉に、
次に訪れたら、
ほんとに作ってくれてたんです。
しかも、
「リコッタチーズケーキ」と盛り合わせて頂いた「マチェドニア」には、
私の好物の「苺」を多めにつけて下さったり。
この再訪の際もやっぱり、
前菜は、欲張り盛り合わせにして頂いた上、
「生のカルチョッフィ入りリゾット」「4種チーズのペンネ」
「生のカルチョッフィ入りリゾット」「4種チーズのペンネ」
「かさごのアクアパッツァ」
「青菜のガーリックソテー」
そして、
「仔羊のグリル」
骨付き肉、
力がつきますね。
しゅわしゅわしたお酒や、
赤い色したワイン(キャンティ)も、
すいすい歓迎されてました。
うち もそんな愛され店になるよう、
日本の古き良き「おもてなしごはん屋さん」を目指します。