今から8年位前にはじめて食べて以来、
ずっと愛し続けている食べものがあります。
「後藤シェフの作る旬野菜たっぷり入りウンブリチェッリ(ピチ)
」です。
ウンブリチェッリは、
極太で、弾力とコシのあるうどんみたいなもっちりパスタですが、
私は決まって、
季節に合わせて顔の違う元気野菜と、パンチェッタと、
合わせてもらってます。
今は、
春の加賀野菜満載でした。
苦味のある野菜には、
体も浄化されます。
野菜のエキスだけではなく、
豚の旨みも、美味しさの後押しになってるんです。
伺うたび、
この手打ちパスタをオーダーしてますが、
そう簡単に作れるもんじゃないので、
予約の際に、
「ウンブリチェッリ(ピチ)が食べたいです」と伝えてあげて下さいね。
今回も、
無理をお願いして作って頂きましたが、
贅沢にも、
『ビッフィテアトロ 』スタッフさん総動員で、
粉と水をこねて、
シェフはそんなことやってる場合じゃないのに、
自ら、ねじねじしながら、
作って下さいました。
いつも我儘邦題ですみません。。。
でも、
ただ単に「ウンブリチェッリ」が好きなんじゃなくて、
「後藤シェフ&シェフ率いるスタッフさんのウンブリチェッリ」が
好きなんです。
やっぱり、
全て「人」。
だから私も、
「園山真希絵の作る○○が好きなんです」
と言ってもらえるような料理を作りたいって思います。
たった一つの「オートクチュールパスタ」は、
私にとってのお手本です。
他にも、
シェフアレンジの「野菜御殿前菜」も出して頂きましたが、
「温かい空豆のタルト状」の上には、「冷たい玉葱のジェラート」がのってたり、
「ちいたけ」もいたり。
食物繊維豊富な「ルバーブ」もいました。
お料理もさることながら、
例えば、
何も言わなくても、
スパークリングミネラルウォーターには、
必ずレモンを添えて出して下さったり、
パンには、
オリーブオイルとバルサミコ酢をつけて下さったり、
どこをとっても、
ホスピタリティのかたまりです。
そんなお店に人は集まるんですよね。
『ビッフィテアトロ』