今でも日本一予約の取れないレストランの代表格といえば、
『カンテサンス 』じゃないかなぁと思います。
こちらのオープンは、
2006年5月11日。
ということは、
私が『園山 』を作った2006年6月6日と、
同い年ってことです。
4年位前に、
友達の結婚パーティで『カンテサンス』に行ったっきり、
ご無沙汰でしたが、
先日、
その時振りの再訪(ランチ)が果たせました。
もうオープン当初のメニューはないだろうと思ってましたが、
ランチコース2品目は、
6年前からずーっと提供され続けている「京都の山羊ミルクから作られたチーズババロア。百合根がのってます。塩とオリーブオイルが主役です」でした。
これだけは、
何度もリピートしてる方にも必ず出してらっしゃるとのこと。
ものは違えど、
うち の「マヨネーズを使わない長芋とおからの入ったポテトサラダ」も、
オープン当初から作り続けてます。
『カンテサンス』の「シェーブルババロア」とは、
オシャレ度が随分違いますが、
なんだか嬉しくなっちゃいました。
しかし、
これまで数回その「チーズババロア」を食べてきましたが、
今回も、
相変わらず美味しさそのままでした。
そんな変わらない味を食べていると、
この6年間が走馬灯のように駆け巡ってきてましたが、
『カンテサンス』定番の逸品みたいに、
『園山』ポテサラも、
美味しさと人気が変わらないよう、
毎日チェックを欠かさず、
常にお客様に喜んで頂けるものを作り続けたいなって思います。
さて、
シェーブルババロア以外は、
さすがに初めてのお料理でしたが、
「ポワロー葱と根セロリが細いパスタみたいになってます。
上には、かりかり焼かれた桜海老が散らしてありました」
「カンパーニュ」
「レアなキンメダイ 野蒜のソース」
「3時間じーっくり火を通し、オーブンで1~2分焼いては、外に出し、
5~6分休ませる工程を、30回ほど続けるという調理法で仕上げられた蝦夷鹿」
「ココナッツムースに、凝縮されたエスプレッソとピスタチオオイルが
浮かんでました」
「生クリームのかけられた苺」
ですが、
生クリームと、苺の間には、
スポンジ生地が挟まれて、
苺がメインのショートケーキ風だそうです。
「なるほど~」の逸品でした。
いつものごとく、
時間がなかったので、
超短時間でお料理を出して頂き、
あっとゆーまに『カンテサンス』物語が終わりましたが、
最後に、相変わらずすっきりした岸田シェフの顔を見て、
こっちまで頑張らなきゃって気持ちが高ぶりました。
私もまだまだ、
ポテトサラダと共に、心をこめた『園山 』を頑張ります。
(甘くおいしい愛をくれたみんな も益々頑張れ)