何とか1ヶ月かけて、
『ラ・ローザ・デル・ヴィニェート
』の店名を覚えることができました。
ランチ(orディナー)に伺って、
お気に入りになると、
必ずディナー(orランチ)にも行ってみることにしてます。
一度っきりの判断では、
人にもきちんとした説明もお勧めもできないですし。
そんなわけで、
先月はランチ、
今月はディナーにお邪魔させて頂きました。
なかなか人間らしいディナータイムに外食できない私にとって、
日曜営業してくれてるありがたいお店のひとつです。
以下、
事前に希望を伝えておいた上での8800円プリフィクスコース(立春あたり)を
ご紹介させて頂きます↓
「蕪のバリエーション(クレマ)」と、
食前酒に合わせて「ストゥッキーノ」が出てきた後に、
「前回、ライ麦パンがお好きだとおっしゃってたので」と、
まず最初のパンに、
「ライ麦パン」を出して下さったんです。
※上写真のパンは、「オリーブパン」と「フォカッチャ」です。
確かに好きなんです、
ビタミンミネラル豊富な「ライ麦」とか「全粒粉パン」が。
さらに、
スパークリングウォーターにも、
レモンを添えて出して下さいました。
私はいつも、
しゅわしゅわした天然水に、レモンをしぼって飲むのですが、
まだ1回しか伺ってないのに、
そんなところまで記憶に留めて下さってるなんて、
さすがです…。
私も、一飲食店経営者として、
スタッフ
にも伝えようと思います。
初っ端から感心しながら、
続くお料理は、
「見た目も味わいも美しい前菜盛り合わせ」
「ヒメジと白子の大麦入りスープ仕立て」
「蟹&ブロッコリー&菜の花入りピチ」
「とろとろになった牛肉入りピッツォケリ(蕎麦粉の手打ちパスタ)」
この2つの手打ちパスタは、
予約の際、
私がリクエストしてたものです。
我儘な希望に応えて下さった上、
期待通りの美味しさに仕上げて頂き、
感謝の気持ちいっぱいで、
猛スピードで食べきってました。
さらに、
リクエストしていた「仔羊」は、
ロースト・煮込み・カツレツの3種盛りで出して下さいました。
旬野菜もしっかり添えて頂いてます。
そして、
選べるデザートからは、
「温かいフォンダンショコラ」&「生姜の泡がちりばめられたカタラーナ」を
チョイスしましたが、
「フォンダンショコラ」にも、
事前リクエストしていた「苺入りフレッシュフルーツ」をたっぷり添えて頂き、
至れり尽くせりの『ラ・ローザ・デル・ヴィ二ェート』でした。
今回は、
リクエスト放題の厄介な客でしたが、
次回は、
シェフの思うが儘のお料理に委ねられてみようと思います。
それにしても、
いつになったら店名が覚えられるかと思ってましたが、
こうやって何度も書くと覚えるもんでますね。
小学生の頃、
無我夢中で書いて覚えたスリランカの首都(スリジャヤワルダナプラコッテ)を思い出します(笑)
でも、
好きになったお店だから、
覚えるんでしょうね。
無関心なお店だったら、
いくら店名が「あ」だけだろうが、
忘れます(笑)
と、
ちょっと辛めの本音を書いたところで(苦笑)、
再び『ラ・ローザ・デル・ヴィニェート』の甘いものにうつりますが、
ドルチェ後のカフェと共に登場するちっちゃなお菓子3種には、
追加で、
前回食べて大好きになったケークサレ風な生地具合の
「ピスタチオのミニケーキ」も頂いてしまいました。
このグリーンカラーケーキ、
他のお店ではお見かけしません。
私も、
見よう見まねで作ってみたくなりましたが、
真似したくなる料理を作ることができたり、
真似したいと思われる人間になりたいと思います。
そう思えたのも、
このケーキのおかげです。
「学び」は、
いつどこに隠れてるか分からないってことですね。