最近、「コラトゥーラ」にハマッてます。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-ipodfile.jpg

日本で言う秋田の「しょっつる」とか、

能登半島の「いしる」みたいなもので、

魚の塩漬けから発生する醤油の一種です。


頭と内臓を取った片口イワシと塩を、

樽に積み重ね、

3~4ヵ月(気温によって違う)熟成させて、

ゆっくりと漉して完成するそうです。


その「コラトゥーラ」を頂いたので、

パスタや、マリネ・和え物等、

色んなお料理に使ってるのですが、


なんと、

ベッカッチャでも、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-ipodfile.jpg


「苺とウイキョウのコラトゥーラ和え」が出てきたんです。


と合わせるなんて、

なんと斬新なことでしょ。


苺好きな私も、

ノックアウトでした…。


さらに、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-ipodfile.jpg


「生空豆とペコリーノチーズ和え」にもやられたところで、


以下、『ベッカッチャ』でオーダーしたもの達です↓


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-ipodfile.jpg


「生アンチョビ」&「温かいカプレーゼ」&「雉のカルパッチョ」


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-ipodfile.jpg


「たらの芽と黒トリュフ」


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-ipodfile.jpg


「かちかちのイタリアパン」


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-ipodfile.jpg

「たーっぷりのトマトや野菜が入ったスープ」


忘れもしません、

2007年12月、

このスープに初めて出会った時の衝撃を。


photo:04

「括淡」て言葉が脳裏に浮かんだのを今でもはっきり覚えてます。

この愚ブログを見てから、
「ベッカッチャ トマトスープ」を食べる方には申し訳ないですが、

何も知らない状態で、
具沢山トマトスープだと聞いて、
この澄んだスープが出てきたら、
びっくりするはずです。

見た目だけではなく、
舌を通過した時も、
驚きはタダモノじゃなかったです。

初心に戻るスープ、
私の先生であり、
恩師です。

今回も、
飲み終えて、
思わず目を閉じてしまったところで、

photo:07


次の「オマール海老丸ごとリゾット」と「黒トリュフのタリオリーニ」にも、

度肝を抜かされました。


特に、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-ipodfile.jpg


蛙の卵みたいな海老みそと、

濃厚を通り越したアメリケーヌソースのリゾット、

どーやったらこれが作れるんでしょって、

ポケーッとしちゃいました。


途方にくれながら、

赤ワインもぐいぐい進んでましたが、


昨年食べて、くらくらきた「天然鰻の蒔焼き」 も、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-ipodfile.jpg


「蒔焼き盛り合わせ」に入れ込んで頂き、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-ipodfile.jpg


「仔羊」や、「旬野菜」と共に、

しっかり噛み締めながら、

赤いワインと共に頂いてました。


さらに、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-ipodfile.jpg


「ヒグマと百合根の煮込み&白いんげん豆のオリーブオイル和え」

といった極上のラインナップを頂いたところで、


デザートに移ろうと思ったのですが、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-ipodfile.jpg


メニューを見た時から気になっていた「キャビアと生牡蠣」も追加してました。


自分で言うのもなんですが、

これだけ食べても、

美味しいものは、美味しいと、

体が浮かれるので、

呆れながらも感心します。


「やー、食べた」と、

勝ち誇ったかのように、

独り言を呟いて、


リクエストしていた苺デザートを待つと、、、



photo:02

ものすごいてんこ盛りの「温かいベリースープ&冷たいジェラート」が
運ばれてきました。

思わず、
「どんだけ大盛りなんですか」って突っ込んじゃいましたが、
「熱い」と「冷たい」が一緒になった温度差のあるデザートですから、
モタモタしてると、
美味しさが半減するので、
勢いよく食べきってました。

でも、
やっぱり天にも昇る美味しさです。

しかし、
ココ に来るたび思います、

イタリアンの枠を超えた誤魔化しのない料理店だと。
そして、

同じく、料理を作る人間として、
果たして私はこの料理が作れるのかと。

熱いお風呂に入って、
冷たいシャワーを浴びる思いで、
まだまだ修行します。

photo:03