最近、「コラトゥーラ」にハマッてます。
日本で言う秋田の「しょっつる」とか、
能登半島の「いしる」みたいなもので、
魚の塩漬けから発生する醤油の一種です。
頭と内臓を取った片口イワシと塩を、
樽に積み重ね、
3~4ヵ月(気温によって違う)熟成させて、
ゆっくりと漉して完成するそうです。
その「コラトゥーラ」を頂いたので、
パスタや、マリネ・和え物等、
色んなお料理に使ってるのですが、
なんと、
『ベッカッチャ 』でも、
「苺とウイキョウのコラトゥーラ和え」が出てきたんです。
苺と合わせるなんて、
なんと斬新なことでしょ。
苺好きな私も、
ノックアウトでした…。
さらに、
「生空豆とペコリーノチーズ和え」にもやられたところで、
以下、『ベッカッチャ』でオーダーしたもの達です↓
「生アンチョビ」&「温かいカプレーゼ」&「雉のカルパッチョ」
「たらの芽と黒トリュフ」
「かちかちのイタリアパン」
忘れもしません、
2007年12月、
このスープに初めて出会った時の衝撃を。
次の「オマール海老丸ごとリゾット」と「黒トリュフのタリオリーニ」にも、
度肝を抜かされました。
特に、
蛙の卵みたいな海老みそと、
濃厚を通り越したアメリケーヌソースのリゾット、
どーやったらこれが作れるんでしょって、
ポケーッとしちゃいました。
途方にくれながら、
赤ワインもぐいぐい進んでましたが、
「蒔焼き盛り合わせ」に入れ込んで頂き、
「仔羊」や、「旬野菜」と共に、
しっかり噛み締めながら、
赤いワインと共に頂いてました。
さらに、
「ヒグマと百合根の煮込み&白いんげん豆のオリーブオイル和え」
といった極上のラインナップを頂いたところで、
デザートに移ろうと思ったのですが、
メニューを見た時から気になっていた「キャビアと生牡蠣」も追加してました。
自分で言うのもなんですが、
これだけ食べても、
美味しいものは、美味しいと、
体が浮かれるので、
呆れながらも感心します。
「やー、食べた」と、
勝ち誇ったかのように、
独り言を呟いて、
リクエストしていた苺デザートを待つと、、、