早口言葉が苦手なので、
「生麦生米生玉子」すら、
ゆっくり、間をおいてしか読めません。。。
よって、
レストランも、
難しい店名だと、
なかなか言えない(覚えられない?)んです。
コンセプト も素敵な『オーグードゥジュール・メルヴェイユ 』さんに、
先月ようやく伺えたのですが、
『オーグードゥジュール』も、
私がうまく言えないチームに入ってます。
だから、
『メルヴェイユ』だけで通します。
さて、
とある7月のアミューズ1品目は、
「お菓子」
ではなく、、、
お菓子に見えるけど、
「トマトとマスカルポーネチーズのマカロン」と、
「鶏レバーのテリーヌ」
でした。
その後、
「メロンのスープ」
「白無花果の鴨の生ハム巻き」
と続きましたが、
「メロンのスープ」には、
「鮎のペースト」が潜んでました。
「白無花果が食べたいんですが…。」と、
予約の際に伝えていたら、
初っ端から入れて下さいました。
ありがとうございました。。。
さらに、
「お菓子じゃないファーブルトン」を頂きましたが、
中には、
「オリーブ」と「チョリソー」のクリームが入ってました。
ここまでが前菜前です。
パンは、
「ライ麦パン(2個目のパンは、フォカッチャでした)&バター」
でした。
アミューズだけでも、
かなり堪能した気分になってましたが、
これからが選べるお料理のスタートです。
「遊園地みたいな夏野菜のガスパッチョ」
器の周りには、
豪勢にも、「鮑」、
中には、
「白イカ」とか、「鮑のタルタル」とか、入ってます。
「胡瓜のシャーベット」とか、「アボカドピュレ」も一緒に頂きました。
「グリーンアスパラのブルーテ ズワイ蟹とそのジュレ・雲丹とキャビアを添えて」
写真が汚いのが、
残念ですが、
「ガスパチョ」同様、
最高潮の夏美味です。
この季節に珍しい「熊本の緑竹」も合わせて下さいました。
外身も中身も美しい、
こんな人間になりたいです。
私の大好物なんです、この豚。
「食べられる国宝」(「ハンガリーの国宝」)とも言われ、
人工飼料ではなく、
南瓜・甜菜・ドングリ等の新鮮な食品だけを餌として育つため、
自然食品・ビオ食品でもあり、
脂肪分が多く、
しっとり柔らかい和牛みたいな肉質なのに、
コレステロールの原因となる飽和脂肪酸の量も少なく、
不飽和脂肪酸をとても多く含む上、
一般の豚肉に比べて、40~55%も多くの豊富なビタミンや、チアミン・リボフラビン・亜鉛・鉄といったミネラルが含まれているようです。
しかも、
消化も良く、
老化防止にも良いとされる抗酸化酵素も多く含まれているので、
美容と健康にももってこいなんです。
こんな素晴らしい栄養価があるだけで嬉しいのに、
イケイケな美味しさです。
というわけで、
ドカーンとこのまま塊を頂きたいところですが、
女性らしく、
カットして、
きれいになれる旬野菜達と、
そのエキスを使ったジュのソースと共に、
優美に盛り付けて下さいました。
脂身まで抜群においしくって、
しかも、
周りを彩る野菜達が、
そりゃまぁ、
「美味しい・可愛らしい・素晴らしい」の3拍子の「しい」揃った国宝様でした。
豚君も美女に囲まれて、
幸せそうです。
「韃靼蕎麦のブラマンジェ&ゲランドの塩アイス&オリーブオイル」
はい、おいしすぎです。
この後、
数種あるデセールから私が選んだのは、
「土佐のキング無花果のコンポート&ミルクジェラート」です。
アミューズでも無花果を食べてましたが、
ガツンと無花果が食べたかったので、
迷う余地なく選んでました。
最初は、
「白無花果」、
今度は、
「キング無花果」です。
王様(王女様?)気分で瞬く間に食べきりました。
器に散らされていた「大葉」が清涼感をアシストしてくれてました。
どのお料理をとっても、
もう一回食べたいぐらいの逸品揃いでした。
最後の最後に、
「ヨーグルト&パッションフルーツのミニケーキ」と、
エスプレッソで、
素敵な『メルヴェイユ』さんディナーが、
ものの2時間足らずで終わってしまいましたが、
皆さんの人生にも、
素敵なメルヴェイユ(奇跡)があるといいですね。
私は、
奇跡的に『オーグードゥジュール』が言えるよう練習します。