6月の『園山 』では、
笹で包んだ「カマスの笹寿司」をご提供してますが、
笹といえば、
幼い頃は、
「ちまき(笹巻き)」を、
これでもかーってほど食べてました。
この「ちまき」は、
母からの贈りものです。
出雲の実家では、
毎年この時期に、
おばあちゃんの作った「ちまき」を食べていたので、
てっきり、
日本全国どこでも食べるもんだと思っていたのですが、
大間違いでした。
大人になって知ったのですが、
出雲では、
5月5日の「端午の節句」を旧暦で祝うので、
1ヶ月遅れの6月5日がお節句なんです。
子供の成長を願って、
「ちまき」を食べるわけですが、
そんなこと、
ちっちゃな頃は、
1㎜も知らないまま、
茹で上がった「ちまき」を、
笹からはがして、
きな粉とか、
砂糖醤油につけて食べてました。
当時は、
断然、「砂糖醤油」派でしたが。
因みに、
笹の中身の白い物体は、
もち米で作るいわゆる無味のお餅(団子)です。
茹で時間が長かったせいか、
お餅がびよんびよん伸びすぎたので、
伸ばしながら食べてました。
そうそう、
お餅といえば、
杉崎先生 から、
長崎名物の「かんころ餅」を頂いたので、
長崎の郷土を感じながら、
さつまいもとよもぎの風味を噛みしめて頂いてました。
出雲の「ちまき」にせよ、
五島の「かんころ餅」にせよ、
日本のお米からできるお餅を食べると、
力がつきますね。
やっぱり私達日本に生きる人間にとって、
お米様様です。
これでみんなもさらにスクスク成長し、
より素晴らしい『園山』をつくりあげてくれることでしょう。
スタッフへのプレッシャーと激励を込めて、
とても厳しいオーナーより。
※成長が見られない場合は(私含め)、
もっともっともーーーーっと食べさせます(私含め)。