どんなレストランに行っても、
東北ものを探しては頼んでしまうクセがついてきたので、
今年オープンしたばかりの『レストラン オカダ 』でも、
東北の食材があるか尋ね、
岩手の「岩中豚（ロースト）」を食べてました。
因みに、
「岩中豚」をオーダーしたのは、
単に東北のものだからではなく、
旨みと栄養価に富んだ豚肉だからです。
他の豚肉に比べても、
善玉コレステロールを増やしたり、アトピーや花粉症予防にも、
効果があるとされる「αリノレン酸」が1,3倍位、
若返りビタミンこと「ビタミンE」は、約2,5倍位あると言われてるんです。
そんな点も考えると、
いいこと尽くしですよね。
また、
この豚肉に合わせて、
「旬野菜もふんだんに添えて下さい」とお願いしていたので、
一緒に、
たくさん盛り込んで頂いてました。
しかし、
それでも、ぼそっと、
「野菜がもっとあっても嬉しいなぁ…。」なんて呟いちゃったのですが、、、
すると、
長野県望月の「野菜のココット蒸し焼き」と、
「ヤングコーン」を出して下さったんです。
お店の皆様、
ホントありがとうございました。。。
その蒸し野菜の中には、
豚肉のビタミンB1の吸収率をUPしてくれる葉玉葱も入ってました。
人間も一緒ですが、
その人を引き立てる存在って、
食べものにもいるんですよね。
この他にも、
「ホウボウのココット蒸し」や、
「バイ貝とアスパラのソテー」や、
「ポークリエット」＆「パン」や、
「ルバーブのコンポートとヨーグルトソルべ」や、
「ピスタチオのアイスとチョコレートムースのパフェ 」や、
「ピスタチオのアイスお代わり」等、
良きパートナーのいるお料理ばかりでした。
さらに、
大大大好物の「鯖」（カルパッチョでした）もいてくれた上、
とにかくスタッフの皆さんの一生懸命さが伝わってきて、
色々シェフにお話が聞いてみたくなり、
東北食材についてのご意見をうかがってみました。
すると、
シェフ曰く、
「支援したいんですけど、どうしていいのか分からないんです…。」
とのこと。
すごく正直なお答えが返ってきたなぁって思いましたが、
きっとそんな方が多いはずです。
そんな方々は、
まず今やるべき自分の仕事、
例えば、
飲食店なら、
大切な食材を大切に使い、
精魂込めて調理し、
お客様に喜んで頂くおもてなしを続ければいいんだと思います。
その姿勢がお客様に伝われば、
何かヒントが生まれてきたり、
お客様からのアドバイスや提案が
もらえたりするんじゃないかなぁって思います。
やるべきことを全うしていれば、
先がみえてくるもんだって思います。
そして、
何度も書いてることですが、
積極的に東北食材を食べたり、
飲食業界を盛り上げていくことかと。
でも、
これが今だけにならないよう、
この先もずっと続くようにしなくてはと思います。
そうそう、
こちらのシェフ、
軽井沢『エルミタージュ・ドゥ・タムラ 』出身とのこと。
今から5年前にうかがってた のを思い出しました。
てことは、
シェフのお料理を食べたのは、
2回目ってことなんですよね。
うちの店 も、
今月6日で5歳になりますが、
5年という歳月は、
長いようであっとゆー間です。
あの頃は、
経営初心者の今以上にへっぽこな私でしたから、
とにかく無我夢中で必死な毎日でした。
でも、
だからこそ、
その先がみえてきたんですよね。
とはいえ、
まだまだ先に長ーい道があるので、
引き続き、
偉大なる「出逢い」神様の存在を受け止めつつ、
日本のためにも、
自分の軸をぶらさず、
自分磨きにも励みます。
『オカダ 』JAPAN。