忘れられない日となった3月11日。
東日本が揺れる直前、
私は、
ちょうどその日がお誕生日だった入江さんに、
「おめでとうメール」を送ってました。
入江さんとは、
私がクラクラするほど美食の衝撃を受けたラーメン『玄瑛 』店主さんです。
ラーメンを食べるたけだけに福岡に30分だけ行った 頃が懐かしく思えます。
その後も、
中目黒で食べたり 、
と、
何度か入江さんラーメンを食べてましたが、
いつ食べても感激と感動が緩みません。
そんな入江さんが、
なんと東京にお店を開いてくれました。
『GENEI WAGAN』
渋谷区広尾1-10-10NKビル B1F
03-3449-6010
です。
もちろん入江さんがいらっしゃいます。
東北地方への炊き出しもかなりなさってらっしゃるようで、
お箸は、
そんな炊き出しでも使ってらっしゃる「がんばろう!日本」入りでした。
東京店では、
コースや、ラーメン以外のお料理も揃っているので、
はじめて伺った時は、
「蒸し野菜」や、
「麻婆豆腐」等を食べてからラーメンに向かいました。
因みに、
この麻婆豆腐、
鶏がらスープではなく、
和のおだしが使われてるんです。
添加物もゼロです。
コクはしっかりあるのに、
もったりせず、
くどくもなく、
その後のラーメンを邪魔しないんです。
初回のみならず、
毎回食べちゃってます。
さて、
いよいよ入江さんラーメン劇場のはじまりです。
日本で入江さんしか作れないという加水率47%&熟成させた自家製麺を、
(この極上麺については、実際お店に行って、入江さんから聞いて下さいませ)
ぱらぱらしたり、
もみもみしたり、
ぎゅーってしたり、
寝かせたりして、
驚く姿になります。
詳しく書きすぎると、
皆さんが食べに行かれた時のお楽しみがなくなっちゃうので、
この辺でやめておきます。
麺の準備体制が整ったら、
「スペシャル味噌ラーメン」(入江さんラーメンを何度も食べてる私用)と、
玄瑛名物「海老薫るラーメン」(玄瑛はじめましてちゃん 用)の
いっちょあがりです。
見た目では全く分からないですが、
全く添加物が入ってない体にも嬉しいラーメンなんです。
だから、
深夜に食べたって、
胃もたれの心配ご無用です。
2つのラーメンを食べ比べてみましたが、
麺が全然違うから、
びびびびびっくりです。
入江さん曰く、
「海老ちゃんの方は、B型の女の子みたいかな」とのこと。
※どうでもいいですが、私達はA型です。
この日は、
どちらも、
「赤ワイン煮の豚肉」と、「ごぼうの天ぷら」入りでしたが、
「味噌ラーメン」は、
レンゲに入ってる味噌を溶く前に、
スープを啜ってみると、
まさにうどんのおだしみたいだったんです。
「ごぼ天うどん」をイメージして作ったとのこと。
麺は、
海老ちゃん麺とは全く異なり、
とってもソフトで優しく、
お淑やかな女性的でした。
途中で、
自家製味噌を溶いて頂きましたが、
ご飯がほしくなったので、
私だけ「入江さんおばあちゃま作お米のご飯」を頂き、
梅干しをのっけて食べてました。
可愛らしい短いお米でした。
入江さんのおばあちゃんに会ってみたくなりました。
お腹もパンパンに膨れたところで、
甘いものが恋しくなったので、
リクエストしてみると、、、
大好きな熊本名物「いきなり団子」を出して下さいました。
こちらも自家製です。
隣で、
「いきなり団子」先生 からの「いきなり団子」の解説がはじまりましたが、
久々に入江さん料理を食べて、
がんばれる人間が、
しっかり食べてがんばるんです。
今後、
私達&『園山 』スタッフで、
熱血入江さんと一緒に炊き出しにいくことを決意しました。
それにしても、
食べ終えておなかいっぱいになったのに、
またすぐに食べたくなる珠玉のラーメンです。
とうわけで、
数日後も私達は、
さらに、
『園山 』スタッフも。
みんなきっと、
大きな気づきがあったかと思います。
入江さんラーメンは、
背景から全部ひっくるめて、
「黄金の味」です。