5月4日 の続きです。
「寒くない、寒くない」と自分に言い聞かせながらも、
実は、やっぱり寒くてたまらなかった私ですが、
『弥助 』に着いたとたん、
体温がグンと上がりました。
たぶん、
ソッコーで日本酒を呑んだからです。
できたてほやほやの「蒸し鮑」からはじまりましたが、
飲みものは、
男(風)らしく、
お店にある日本酒を片っ端から制覇することに決め、
このお酒で先陣をきりました。
あれよといわんばかりになくなり、
次の日本酒に進みましたが、
お酒に合わせて、
「炙り中トロの握り」
「包丁捌きにおったまげた赤イカ」
「雲丹」
「赤身の漬け握り」
潤いと艶に負け、
お代わりです。
「赤イカの握り」
「甘エビの握り」
「平目昆布締めの握り」
「鮪・雲丹・とろろ丼」
「コハダの握り」
「炙り中トロの握り(2回目)」
「そういえば、がり3回お代わり」
「煮蛤の握り」
「鰻と胡瓜の手巻き寿司」
等を、
リズムにのって、
パクパクいってました。
この段階で、
5本の日本酒が空き、
お店にある日本酒、
全制覇です。
達成感に満足し、
調子にのって、
この後、
再び「菊のしずく」と「天狗舞」に手をのばし、
握りもお代わりしはじめてました。
光り輝く「コハダの握り(2回目)」に、
期待を馳せていましたが、
大将が、
包丁で叩いてらっしゃるこのトロも、
何気に一番の楽しみでした。
海苔にシャリとネギとトロをのせて、、、
はい、
『弥助』スペシャル「ネギトロ手巻き寿司」です。
おいしいを通り越して、
おいしいの最上級だったので、
すぐさま、もいっちょお代わりしてました。
「ふのりのお味噌汁」がきて、
おしまいだったのですが、
名残惜しすぎて、
「コハダの握り」をまたまたお代わりし、
昆布締め用の昆布を切って頂き、
「穴子の握り」も追加し、
あと数品食べたはずです。
日本酒を呑みすぎたため、
写真を撮り忘れてました。
いよいよタイムリミットが近づいてくると、
優しすぎる大将が、
何やら作り始めてくれました。
シャリをおむすびみたい握って、
海苔で巻いて、
「ネギトロ入りおむすび」の完成です。
※数時間後、東京で再び仕事しながら、
ありがたみをおなかいっぱい感じながら、黙々と食べてました。
~また『弥助』中に戻ります~
「ネギトロおむすび」が作られた後、
卑しい私は、
まな板に残ってたトロとネギを見つけ、
「それもきれいに残さず下さい」と
お願いしちゃいました。
それが、
こちらです。
ビジュアルがよろしくなくてすみません。
でも、
脂の甘みが際立った極上の肴でした。
ここらへんで、
飛行機の搭乗時刻に間に合わないおそれが出てきたので、
両手を合わせて、
目を瞑って、
「ごちそうさまでした」を伝え、
「全国ご主人ランキング堂々一位」の気さくな人間国宝の大将と、
2人写真を、
外に出て、
愛くるしい女将さんとも「パシャ」でした。
女将さんあっての大将であり、
大将あっての女将さんであり、
お二人あっての『弥助』です。
また大至急、
大将と女将さんに愛に行きたいです。
飛行機様のお力にも感謝して。
つくづく思います、
私達人間は、
いつでもどこでも、
「ありがとう」で覆われてますね。
というわけで、
「ありがとう」と一緒に、おやすみなさいです。