園山真希絵率いる『園山 』は、


3月14日より、
お通し代、及び、売上金の一部を、
東北震災に対する義援金 とさせて頂くことに致しました。

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今すぐ私達にできることを、

じっくり考えた上でのことです。


軽率なことは書けませんが、

その分、

もてなす側の私達も、

より一層の心からのおもてなしを、

いらして頂く方へ贈らせて頂きます。


飲食店で働く人間は、

支援する側の方々に、

健やかな心身で、

おいしいお料理をご提供し、

より元気になって頂くことも、

大事な役割です。


その他にも、
少しでも力になれることを考えて、
口だけにならないよう行動に移しますので、

どうかご理解のほど、
宜しくお願い致します。



私は今日、
毎月通う会員制『日本歳時記 壬生』に伺って参りました。

当初はキャンセルしようと思ったのですが、
むしろ、

こういう時だからこそ行くべきだと。



同じく、飲食店を経営する立場として、
せっかく各地から届いた食材を無駄にすることはできませんし、

支援をする側が、
大切な食材を食べて、
より元気でなければなりません。


その元気を与えてくれる一つが『壬生』であり、

食事を頂ける飲食店だと思います。



『壬生』の玄関を開けると、

まず、

いつもと変わらず元気な女将さんから、


まりちゃん(『壬生』名です)、

あんたがこの日本を引っ張っていけるように、

明るい未来を作っていけるように、

しっかり食べて、頑張んなさいよ


との力強いお声をかけて頂きました。


ドーンと背中を叩かれながら、

そのお言葉の重みを感じつつ、


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春の風を受け、


一日も早い復旧を願うために、

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鈴を鳴らし、


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吉野桜が咲き誇る中、


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今月のテーマである800年前もの「毘沙門天様」の置物を眺めつつ、

1時間半を過ごさせて頂きました。

灯りは、

「蝋燭の炎」だけです。



今回は、

お料理写真は控えさせて頂きますが、

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『壬生』さんのお料理を食べ、

女将さんからの温かく逞しいお言葉を頂き、


またさらに、
大きなパワーが宿り、

気付きや、

自分のすべきことと、
進むべき道が見えました。


現状を理解し、
落ちついて、
目を閉じ、
自分の軸をしっかり立てて、
前に進もうと思います。

そして、
食の世界で生きている以上、
責任を持って、
自分の使命を全うします。



被災地の皆様、

炊き出しに行きますから、

待ってて下さいね。



目には見えないものが見え、
聞こえないものが聞こえる日本です。


便利すぎている現代の日本が、

もう一度、

便利すぎない素晴らしい国に戻り、

この大地に暮らす誰もが、


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国境のない大空を見上げて、

ゆっくり深呼吸できる日を祈り続けます。