<飛行場アナウンス>
「出雲地方、たいへんな大雪のため、広島空港に着陸するか、羽田に戻ってくる可能性が高くなっております…」
がびーん…。
去年はまさに、
出雲空港の上空まで行って、
羽田に戻された私です。
頭の中は、
「今年も戻されたらどうしよ…」と不安がよぎりましたが、
お腹の中は、
空港に着く前に、
口福お姉様 家で頂いたごちそうで満杯でした。
『金多楼』の「ばらちらし」にはじまり、
『金多楼』の「黄粟に包まれた〆コハダ」や、
京都『福千鳥』の「34品目おせち」や、
ワインのお供シリーズの「パテ」や、
「すっぱいレーズン」「黒豆風オリーブ」「リエット」「栗豆のフムス」
「鮎のペースト」や、
絶句した『ざくろ』の「極上おせち」等を、
黄金色ワインと共に、
終始、発狂しながら頂いてました。
その後、
羽田空港の新フードをモリモリ食べて、
搭乗案内を待ってたわけですが、
何とかかんとか、
羽田を飛び立ち、
猛吹雪の出雲に奇跡的に着陸してくれました。
今日の出雲行き便で、
見事に着陸できたのは、
私が乗った便だけだったようです。
「トイレの神様」ならぬ、
「JALの神様」でした。
実家に帰ると、
お腹いっぱいだったにもかかわらず、
桂子さん
に頂いた「ばらちらし」や、
日本酒を呑みながら、
両親と、おばあちゃんと食べてました。
いつもいるはずの弟は、、、
今年まさかの結婚なんかしちゃって、
奥様と九州旅行とのこと。
ということで、
私が弟の分まで食べときました。
それにしても、
やっぱり、
大好きです。
今となっては、
田舎で田舎料理を食べて育って良かったと思えるごちそうです。
めいっぱい家族ごはんを食べた後、
おばあちゃんの部屋で、
紅白を見てると、
「トイレの神様」が出てきました。
もうボケボケしてるおばあちゃんですが、
一緒に聴けて、
心から幸せでした。
そういえば、
おばあちゃんの部屋に、
こんなものが貼ってありました↓
私もこんな生き方がいいです。
といいますか、
すでに「転んでは這い上がって」を繰り返してる人生ですが、
そんな私を支えてくださってる皆様方、
今年も本当にありがとうございました。
きっとこの先も転びまくりの私でしょうが、
求められる人間になれるよう、
精進してまいりますので、
どうか2011年以降も宜しくお願い致します。
それでは、
くれぐれも大雪と、
私みたいな食べ過ぎには気を付けて、
良いお年をお迎え下さいませ。
ボーン(除夜の鐘)