『レフェルヴェソンス 』
イギリス『ファットダック 』で、
日本人唯一の社員として認められて、
働いてらっしゃったという生江シェフのレストランです。
『ファットダック』といえば、
ハプニングだらけでヒヤヒヤもんのイギリス旅でしたが、
今振り返ると笑えてきます。
『ファットダック』では、
突き出しの「オリーブ」のおいしさが脳裏に焼き付いてます。
でも、
「オリーブが一番おいしかった」なんて、
シェフには到底言えません。
『レフェルヴェソンス 』のシェフには話しちゃいましたけど。
『レフェルヴェソンス』でも最初にオリーブは出されましたが、
オリーブよりおいしいお料理のオンパレードでした。
コース料理は、
「ルミエール(光)」と「オンブル(陰)」の2種から選ぶスタイルですが、
やっぱり今も未来も「光」がほしいということで、
前者を選び、
メインのお肉は、
後者の「蝦夷鹿」に変更して頂き、
デセールは、
2種類の内、
両方頂いてました。
相変わらず、我儘娘です。
では、
「ルミエール」料理をご紹介致します。
○
「香辛料は入ってないですが、ガスパチョみたいなトマトスープ」と、
「キャビア・キノア・アボカドのムースを2口で」
2口と書いてありましたが、
1口で食べてました。
「アップルパイ」みたいな香りのした赤い入れものが登場です。
と思ったら、
「アップルパイ」でした。
「ジ・アップルパイ~子供の日の想い出」と書かれた紙には、
某ファーストフードMの熱々アップルパイを初めて食べた時のことが忘れられないとのこと。
何かお気持ち分かります。
猫舌の私には酷なほど熱かったですが、
やっぱり熱い内を頬張りました。
りんごの他に、
鶏肉のラグー・フォアグラも入ってました。
「3口で」とのことでしたが、
私は2口で完食でした。
教えを守らない分からずやです。
お店のロゴ入りの有塩バターに、
パンは4種です。
中でも、
「穀物入りパン」にはまりました。
「大地と海と~」
100日舞茸と牡蠣のポワレ。
桜肉を纏ってます。
○
黒大根のピューレと柚子のヴィネグレット・高原野菜(名前忘れました)が添えてありました。
○
「柔らかさと苦味と~」
ノドグロの低速調理に、
グレープフルーツのチャツネ、
生姜風味のフランと甲殻類のキャラメル、
いんげんとミントが添えられてます。
「丸ごと4時間火入れされたカブ」
黒トリュフ・パセリのエミュルション・生ハムとブリオッシュも一緒です。
「カブの葉っぱとりんごのスープ」
○
「オーブラック高原のイマージュ~」
蝦夷鹿のロティと、そのジュ。
トピナンブールのピュレとエクラゼ。
ブレットの葉と茎。
甘酸っぱい山葡萄のピュレ。
のこぎり草。
※料理名や調理法は、全て覚えているわけがないので、
頂いたメニューからそのままパクッて書いてます。
噛み応えあるしっかりした鹿でした。
しかし、
店主バカな私ですが、
○
バンビとうちの料理長が天才だと思えてきます。
「時期のお野菜サラダ」
珍しい「もやしの生豆」までいました。
「色々無花果のタルト。バニラアイスものってます」
コンポート無花果とか、
奥には、
ちびっちゃい無花果もいました。
味わい・食感含め、
バランス最高の逸品でした。
「とーーーーーっても軽いモンブランです」と説明されたモンブランは、
中がしゅわっと溶ける空気を含んだ栗クリームと栗で、
周りはさくさくメレンゲで、
確かに、
とーーーーーーーっても軽かったです。
そして最後に、
「ヨーグルトソルべが浮かんだ葡萄色々コンポート」と、
「ミニャルディーズ」でしたが、
この日ご一緒させて頂いた24歳のスーパー美女位、
cuteで上品なスイーツ達でした。
手前のチョコは、
「究極のチュッパチャップス」とのことでしたが、
食べると、
口の中がプチプチしゅわしゅわです。
昔よく食べてた口の中で弾けるソーダ飴みたいです。
懐かしさの入り混じる新進レストラン『レフェルヴェソンス』、
きっともうそろそろ予約の取れないお店になること間違いなしです。
ごちそうさまでし太。