まさかのまさか、
あのおとなしい私の弟が結婚してくれました。
弟の先輩曰く、
「合コンに連れて行っても、
何一つ喋らず、
口を開いたと思ったら、
哲学の話ぐらいしかしない」
というような弟ですから。
そんな弟ですが、
お嫁さんからの猛烈アタックのおかげで、
結婚にたどり着けたようです。
姉からすれば、
とてもありがたいことです。
そして、
本日、晴れて結婚式がとり行われたわけですが、
お恥ずかしいことに私は、
母に怒鳴り起こされての目覚めでした。
私の着ていく服がNGとのことで。
昨晩OKをもらっていたにもかかわらずです。
でも、
結局、再びOKが出された次第であります。
一体なんだったんでしょうか。
気を取り直して、
出雲弁が飛び交う親戚の皆さんと『茶三代一 』さんの「桜茶」を飲み、
式場に向かいます。
弟夫妻は、
趣味が「柔術」とのことで、
1度目のお色直しの際には、
2人そろって、
柔術着での登場でした。
式の余興で、
実際、柔術仲間と戦ってましたし。
お料理は、
「島根和牛のステーキ」や、
「出雲蕎麦」はじめ、
「おいおい、まだ出るの」ってほど、
20品近くもじゃんじゃか出てきましたが、
私は、隣に座っていたおばあちゃんの分まで食べてました。
あまりの料理量に、
さすがに鼻息も荒くなってましたが、
丸
「柔術」の言葉が書かれた「特大モンブランのウェディングケーキ」が
登場すると、
巨大和栗もごろんと盛大に入っていた上、
今回のお料理で一番おいしかったため、
これまたおばあちゃんの分までいっときました。
そういえば、
2人の紹介リーフレットを見たら、
弟の好きな食べ物は、
「カレーライス」と書いてありました。
初めて知った事実です。
世の中、カレー好きがやたらと多いですね。
私もですけど。
無性にカレーが食べたくなってきたところで、
4時間のほのぼの披露宴がお開きとなりました。
それから実家に戻ると、
また再び親戚のおっちゃん達と宴会が始ります。
仕出し料理やら、
「母作お漬け物(コリンキー・茄子・胡瓜)」やら、
「母作あらめの炒め煮」やら、
「お寿司ごっそり」やら、
和菓子やら、
エンドレス状態の食べ物とお酒が、
またまたお腹に歓迎されます。
すると、
一日中走りまくりの母から、
うちの倉庫にしまってあった年代物の取り皿で食べようとのことで、
何百年も前のビンテージ皿が登場しました。
もれなく私がもらって帰ることにします。
私達が食べて呑んでしている頃、
弟夫妻は、
二次会会場にいましたが、
ご来場者様へのお土産は、
『別所蒲鉾店 』さんの「さつまあげ」4種に、
「しまね軒らーめん 」でした。
別所さん、しまね軒さん、
ご提供頂き、
誠にありがとうございました。
丸
このお土産達は、
式後に、
なぜか私とおばちゃんが梱包してました。
丸
まぁ、可愛い弟夫妻のためならえんやこらです。
二人から心のこもったお手製ものとお手紙も頂きましたし。
そして、
たどたどしい弟のスピーチも一気呑みも、
何とか目を開けて見届けられましたし、
おばあちゃんも、
途中、うとうと居眠りしながらも、
「幸せになーなさいね」と、
泣いて喜んでいたので、
私もホッと胸をなで下ろすことができました。
未だ独り身の私ですから、
人の心配してる場合じゃないですけど。
しかし、
本当に安心させてくれて、
感謝です。
心からおめでとうございました。
これからもいいように、
この姉を使って下さいませ。
こうして、
弟夫妻の島根での式は無事終わりましたが、
東京でも東京ウェディングパーティをするそうで、
その会場が『VENT 』とのこと。
優しい風を気取ってる姉ですから、
下見がてら、
結婚式前日のランチに行ってきたのですが、
一緒にデートしてくれたのは、
弟の結婚式前日に、
私が小学校1年生の頃、
幼い時からお世話になってるご近所様と、
こうして東京で会ってごはんが食べられるなんて、
なかなかないことです。
尊敬するほど、
東京でバリバリお仕事してらっしゃいます。
同郷の方の活躍は、
私も嬉しいです。
私は、「お魚グリルランチ(前菜はサラダ)」、
愛さん は、「パスタランチ」をチョイスし、
故郷話に花が咲きます。
そろそろお開きってところで、
愛さんから、
鳥肌が立つほど素敵なピアスを頂いてしまいました。
『List 』のジュエリーデザイナーでもあります。
丸
ピアスマニアの私にはたまりません。
やっぱり手作りっていいですね。
この珠玉のピアスも、
弟のお嫁さんから頂いた手作りの「くまのぬいぐるみ」と
「クッキー(きなこ・人参・苺)」も、
まずはお仏壇に供えてから、
大事にさせて頂きます。
クッキーは、
ソッコーで食べてましたけど。
しかし、
弟の結婚式の今日は、
いつもに増して一日中、
止まることなく食べて呑んでます。
だからでしょうか、
改装されて、システムキッチン・バス・トイレまでついてた私の2階部屋に、
こんなものが↓
ギャグなのか、素なのか分かりませんが、
さすが園山真希絵の母(父?)です。
改めまして、
(新婦になって、両親へ贈る言葉を読むイメージで)
食べ過ぎる私を産んでくれてありがとうございます。
これからも、
食べ過ぎ注意で、
元気よく食べ過ぎます。