とあるお盆時、

自店 休みの夜に、

5年振りの『春秋 』へ伺って参りました。


今振り返ると、

恥ずかしくって封印したい過去のコラム ですが、

過去は変えられませんから、

開き直っていきます。


久々の訪問ですから、

シェフとママを驚かせようと、

自分の名前は名乗らず、

伺ったのですが、


食べたかった想い出の「ピータン豆腐」がいませんでした。


事前にお願いしておけば作って頂けたとのことですが、

内緒で伺った私のせいです。


でも、

当時「ピータン豆腐」と並んでリクエストしていた


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「雲白肉(薄切り茹で豚肉のにんにくソースがけ。薄切り胡瓜と一緒に)」や、


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「フカヒレの姿煮」や、


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「麻婆豆腐」や、


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「シンプルチャーハン」や、


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まる○

「杏仁豆腐」はいてくれました。


名物は健在です。


変わらない味を作り続けられるって、

できそうでなかなかできません。


でも、

それができてこそホンモノの料理人さんだと思います。



そういえば、

春秋 』からほど近い『虎萬元 』にも、


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長年変わらないお店名物の「酔っぱらい豚」がいます。


ナイフもいらない位やわらかーく煮込まれているので、

お箸ですんなり切れちゃいます。


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この酔っぱらいもさることながら、

この日頂いた「いさきのカルパッチョ」「季節野菜と豆腐と湯葉の煮込み」

「豚・長葱・長芋の塩焼きそば」「いさきの丸ごと蒸し」「緑豆のアイス」等も、

おいしいを連呼する逸品揃いでした。


『虎萬元』では、

アラカルトで注文してましたが、

『春秋』は、

コース一本です。


よって、

リクエスト料理以外は、

毎回何が飛び出てくるのかワクワクでしたが、


5年振りの今回は、

リクエストしないまま伺ったため、

最初から最後まで胸躍る心境で頂いてました。


この日、

想い出の味以外に登場したお料理は、


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「大根とくらげの和えもの」


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「ピータン」


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「冬瓜と干し貝柱のスープ」


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「渡り蟹の八角風味」


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「丸茄子と万願寺唐辛子の炒めもの」


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「新取菜とマコモダケの炒めもの」


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「生海苔の中華そば」

でした。


コース以外にも追加オーダーで頂いた上、

シャンパン・紹興酒もぐびぐびいってしまったので、

さすがの私もお腹12分目位になったのですが、

27歳頃を思い起こせ、

何だかとても青春時代気分に浸ってました。


『春秋』さんに通っていた頃は、

まだ『園山 』をオープンさせる前でしたが、

『園山』開店時には、

『春秋』さんの「ピータン豆腐」を真似て作ってご提供していた時期も

ありますし。


また、

私にとって中華革命を起こしてくれた貴重なお店です。


今年で24年目に突入なさったとのこと。


恐れ入ります。


経営者側になってよく分かりましたが、

24年も続けるなんて、

生半可な根性じゃできません。


自分のお店を持って、

4年ちょっとなのに、

ヒーヒーもんですから。


尊敬するほかないです。


そういえば、

5年前に、

シェフに夢を伺った際、

シェフから頂いたお言葉は、


「お客様を大事にしながら、古いお店を頑張って続けていくことですね」


でした。


ステキですよね。


だからこそ、

今もお客様に愛されながら続いてるんでしょうね。


私がはじめたお店 は、

契約上、

あと3年ですが、

残りの3年間も、

気を抜くことなく、

支えて下さっているお客様を大事にしながら、

一生懸命頑張って頑張って続けていこうと思います。


それが私の使命であり、

社会貢献であり、

生き甲斐であり、

自分の成長でもあります。