世間様はお盆休みモード一色な模様ですが、
私は1コンマも関係なく、
いつも通りちょこまかお仕事させて頂いてます。
お墓参りに行けないのが心残りではありますが、
気分だけは、「どこでもドア」を使って出雲に里帰りしてます。
「どこでもドア」で思い出しましたが、
数ヶ月前、
新プロジェクト打ち合わせを兼ねて、
『マノワ 』のランチに伺うと、
ドラえもんみたいなシェフのお姿がありませんでした。
7月に独立なさって、新たなお店を作られるとのこと。
数年前、
私の「記憶に残る逸品」リストに、
堂々ノミネートされた仔羊料理を作ってくださったシェフですから、
行かないわけにはいきません。
というわけで、
新店『コントワールミサゴ 』オープン翌日に、
早速伺いました。
あの時の仔羊が忘れられないので、
シェフに会ったとたん、
「もし仔羊があればぜひ食べたいんですが、ありますか?」と尋ねてました。
「もちろん」との力強い一発返事を頂き、
ホッとしたところで、
その他のメニューを選びます。
メニューは黒板書きになってましたが、
目の悪い私は、
何が書いてあるかよく分からず、
仔羊を含め、
シェフのおススメ料理を頂くことに。
でも、
やっぱりこの日一番ハートを射止めてくれたのは、
丸
「骨付き仔羊のロースト ラタトュイユ添え」でした。
○
ほぼレアです。
以前食べた仔羊とはまた違った味わいでしたが、
それはきっとシェフご自身も変わられたんでしょう。
その他に頂いたお料理は、
一緒に、
生七味や、
胡瓜とみょうがの漬け物や、
マンゴーがいます。
上には、シャンピニオンとポロ葱のソースです。
○
シェフは、
スッポン捌きが楽しくなってるみたいです。
「桃のコンポート パッションフルーツソルべをのせて」
私が七五三の時、
ものすごーいまっピンクな口紅をぬった唇みたいです。
パンは、
「はるゆたかのフォカッチャ(クミンがきいてます)」
「はるゆたかの全粒粉パン」
でした。
これらのパンがあまりにおいしかったので、
シェフにパンのルセットを書いて頂きました。
無理難題を快く(?)引き受けて下さって、
ありがとうございました。
きっとプライベートも充実なさってるから、
心の余裕もあるからでしょう。
帰り際に知らされましたが、
フロアスタッフのお姉様は、
シェフの奥様でした。
遅ればせながら、
ご結婚おめでとうございました。
そして、
開店おめでとうございました。
1からではなく、
ゼロからのスタートをきって、
たくさんの方においしい幸せを与えて下さいませ。
私もそんな思いで再出発しようと思います。