ぴーかん晴れの今日は、
逗子でお料理教室です。
といっても、
私は生徒側です。
料理研究家を生業にしてからは、
いつも先生側ですから、
生徒になったのは、
人生初です。
右手前に写っているのが、
とてもほんわかチャーミングな先生です。
先生邸のベランダから入る自然光を浴び、
美しい空気を思いっきり吸って、
ゆっくり深呼吸からスタートです。
そもそも、
こちらのお料理教室に伺うきっかけとなったのは、
○
先日、『ぼうだい本舗 』の「さつまいも甘納豆」をくださった口福お姉様 が、
13年も通ってらっしゃると伺い、
「楽しいから、一度ぜひ!」とのお声をかけてくださったことにあります。
桂子さん はじめ、
生徒さんに交じって、
新鮮な気持ちで、
伺ってまいりました。
キッチンに着いて、
先生に、まず何をしたらいいか尋ねると、
「じゃあ、この残った独活の皮できんぴら作って~。今日の献立にはないけど、皮も無駄にできないからね」と。
というわけで、
ちゃちゃっと、
「今日のお料理を邪魔しない独活のきんぴら」を作らせて頂きました。
材料は、
独活の皮(細切り)・みりん・醤油・胡麻油・鷹のつめ
です。
先生から、
「助かるわ~」と喜んで頂いたので、
本望です。
和気藹々、
楽しくお料理が進み、
完成したのがこちらです↓
「天使の海老
・新ごぼう・スナップえんどうの黒七味炒め」
「独活のきんぴら」に続き、
先生に全ての調理を任されたのが、
このお料理です。
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一度素揚げした天使の海老と新ごぼうを、
スナップえんどう・塩・ブラックペッパー・黒七味と共に炒め合わせます。
「袱紗」とは、
やわらかいとかふんわりした料理を表す言葉です。
7品が食卓に揃ったところで、
両手を合わせて、
勢いよく頂きます。
また、
これら以外に、
桂子さん から差し入れに頂いた『山代温泉 あらや』の「温泉たまご」 に、
私も大好きな「生七味 」を添えて、
つるっといったのですが、
黄身の半熟具合といい、
白身の固まり加減といい、
全体のバランスの良さバツグンです。
さらに、
『山利 』の極上「釜揚げしらす」「天日干しちりめん」「しらす醤油」も
頂いてました。
毎度のことながら、
桂子さん 推薦ものには、
お腹の底からやられます。
おいしいものを食べるのがとても早い私ですから、
今回も瞬く間に完食してましたが、
食後は、
『虎屋 』の色鮮やかな羊羹と、お茶を頂きながら、
先生から今日のおさらいトークです。
途中で、
4月のお料理説明もなさってくださったのですが、
「ツタンカーメンの豆 」なるものをお使いになられていたようです。
先生の遊び心あるイラスト付きです。
今では京都でも作られているようですが、
豆ご飯等にすると、
きれいなピンク色になるそうです。
私も早速購入してみようと思います。
先生のご丁寧な解説が終わり、
もうおしまいかなと思った矢先、
先生特製の「アメリカンチェリークラフティ」を出してくださいました。
アメリカンチェリーは、
ラム酒で漬けられてます。
お腹パンパンでも、
とっても軽やかなおいしさで、
ぺろりと消えていきました。
と、
ここで、
先生のご主人様も加わり、
コーヒーを飲みつつ、
「どんぐりの粉入りクッキー」で、
暫し世間話に花が咲きます。
普段教える側では味わえない感覚と、
新たな発見もあり、
おいしさと共に、
格別な想いを堪能させて頂きました。
桂子さん や先生方に深く感謝し、
先生のご自宅をあとにしたのですが、
いったん、
『PanyaCotto 』に寄って、
「粒あんぱん」と「クロワッサン」を購入です。
そして、
桂子さん の愛車SLK230で、
都内で待つ仕事に戻りましたが、
今日のお料理教室のお陰で、
また「おいしい心の晴れごはん」が作れそうです。
や、
作れます。
青空を見上げると、
「将来の自分のあるべき姿」雲が浮かんでました。
○
澄んだ空は未来予想図です。