携帯を冷蔵庫にしまってたり、
洗濯機に入れて回したり等、
申し訳ないほど、
うっかり携帯に辛い思いをさせることは稀にありますが、
今度は、
携帯に胡麻油を浴びさせてしまいました。
「水没」はよく聞きますが、
「胡麻油没」ってあまり聞かない気がします。
昨日、
韓国から届いた極上の搾りたて胡麻油を頂いたのですが、
もの凄い香りを放つ貴重な胡麻油とのことだったので、
家に帰ったらすぐさま封を開けて、
食してみようとしたところ、
ペースト状の胡麻らしきものが沈殿していたので、
横にしたり、
振ったりして蓋を開けると、
見事に、勢いよく携帯に飛びかかってくれました。
大さじ2杯位の量の胡麻油にまみれた携帯ですが、
洗うわけにもいかず、
すぐにティッシュでふきとったのですが、
艶々つるつるです。
そして、
何より、香りが胡麻大魔王な感じです。
笑えるような笑えないような複雑な心境でしたが、
携帯は元気に起動していたので、
ひとまず安心です。
それにしても、
この胡麻油、
どんな逆境にも負けない風味を発揮してます。
○
香りのきついセロリをつけて食べても、
セロリに勝ってました。
でも、
キャベツやセロリを、天然塩を混ぜた胡麻油につけて食べるだけで、
即席「美味ナムル」になってくれたので、
super調味料です。
美容と健康に欠かせないビタミンEやセサミンも体に沁み渡ります。
私自身、
胡麻油でコーティングされてしまった携帯みたいに、
艶々になってほしいものです。
今日は、
朝からお肉と甘いものが続く一日だったので、
この生命力溢れる胡麻油とお野菜をしっかり食べて出動です。
今日に限らず、
大抵一日の始まりは、
イキイキした野菜と甘いものを食べてますが、
例えば今日は、
こんな具合です↓
「葉っぱトースト」
○材料(1人分)
お好みの旬葉野菜(今回は、『べジタフル 』の赤軸ほうれん草・セロリの葉・クレソン)…各適量
お好みの水煮豆(今回は、黒豆)…適量
スイートコーン缶…大さじ3
粉チーズ・塩・ブラックペッパー・胡麻油…各少々
○作り方
①お好みの葉野菜を手でちぎって、水煮豆と共に、胡麻油を薄く塗った耐熱皿にのせ、粉チーズ・塩・ブラックペッパーを少々ふりかけたら、トースターで、葉野菜がしんなりするまで焼く。
○
例の韓国胡麻油は、
うすーく塗ったにもかかわらず、
一番に胡麻風味が鼻に届きます。
○
でも、
ポパイになれそうな逸品です。
○
さらに、
○
ご近所の奥様からNY土産に頂いて、
最近毎日食べているN.Y『DIMSUM』の「食べるラー油」を大さじ2位と、
手でちぎって30秒だけレンジで加熱した「春菊」1束と、
韓国胡麻油ほんのちょびっと混ぜ合わせて、
○
和えものにしてみました。
日本の「食べるラー油 」もオススメですが、
「食べるラー油」がない方は、
XO醤でもOKです。
○
XO醤もないって方は、
胡麻油と塩と愛情だけでもよろしいかと思います。
特に朝は、
簡単でおいしくて栄養満点が何よりです。
そして、
その時期においしさが最高潮の野菜を、
その野菜の良さを生かせる調理法で、
しっかり噛みしめて感謝して食べることが、
野菜にとっても、人間(食べて作り手)にとってもベストだと思います。
これらの野菜料理以外に、
甘いものも朝に欠かさない私ですが、
今朝(明け方)のスイーツは、
韓国胡麻油を頂いた「マグロの漬け」をこよなく愛する方からの
『リッツカールトン 』の「ショコラ2種」と、
○
美帆ちゃん から頂いた
『HIGASHIYA 』の「黒かりんとう 」と「ひと口果子 」です。
「ショコラ」と「黒かりんとう」は、
韓国胡麻油同様、
家に帰ってすぐに食べたのですが、
携帯が大変なことになってしまった直後だったで、
写真が撮れませんでした。
が、
「ショコラ」は、
シャンパーニュとベイリーズのお酒がきいた洋酒にぴったりな大人テイストで、
「黒かりんとう」は、
醤油の味わいもプラスされたみたらし風味で、
かりかりざっくり食感も、
口中で躍る楽しさでした。
「ひと口果子」は、
翌朝(今朝)、
何とか無事だった胡麻油風味の携帯で写真を撮り、
食べることにしたのですが、
○
どのアングルから撮っても、
愛らしくてたまりません。
甘い宝石箱です。
○
食べるのがもったいないほど美しい和菓子ですが、
写真を撮り終えると、
ソッコーで手を伸ばしてました。
○
「白花豆を包んだ紫芋餡」
「ココアと胡桃のチョコレート」
「レーズンを包んだ抹茶餡」
「クリームチーズを包んだ南瓜餡」
「棗バター」のラインナップでした。
昨晩の「胡麻油没携帯事件」もあったせいか、
いつもに増して睡眠がなくなり、
今朝は目がしょぼしょぼでしたが、
心が豊かになるおいしいごちそう達のお陰で、
口福な朝が迎えられました。
本日、私の身近にいらっしゃる方々、
否応なしに胡麻油が香ってることと思いますが、
どうかお許し下さいませ。
そして、
(お伝えするまでもないですが)
皆様方は、
くれぐれも携帯を調理なさらないよう、
お気を付け下さいませ。