忘れもしません、
洗いもの担当のアルバイトさんだと思って、
相当コキ使ってた方が、
『モリ 』の森シェフだったことを。
イベントから数日経った後、
森シェフのお店だなんて知らずに、
『モリ』さんに訪れた際に、
「園山さんですよね? 先日の夏フェスではお疲れさまでした」
とお声をかけてくださって、
あの時、バイトさんと勘違いしてた方が森シェフだったと知った私です。
本当に申し訳なくて、
ただ食べまくることしかできない状態でした(いつものことですが)。
外は豪雨だったので、
森シェフが泣いてるのかとおもったぐらいです。
◎
申し訳ない思いを抱きつつ、
また行かなきゃと思いながらも、
あれからもう2年の月日が経ってしまいました。
そして、
先々々々日の深夜、
急遽再訪です。
この日も雨ザーザーでした。
◎
「愛媛みかんinスパークリングワイン」を皮きりに、
赤ワインとスパークリングウォーターをオーダーし、
スパークリングウォーターにしぼるお決まりのレモンも
リクエストしたのですが、
柑橘類は柚子しかないとのことで、
有機栽培柚子をしぼったスパークリングウォーターを頂きます。
この柚子、
皮までおいしく頂けるので、
果汁をしぼりきって、
残った皮ごと全部食べてしまいました。
お料理は、
シェフのおススメと私の気になったものを選びます。
カブのムース・カブの葉のヨーグルトソース・カブのマリネ・カブのチップスが一堂を会してます。
「オマールエビのソーセージ風 季節野菜を添えて」
手前の黒っぽいのは、
ブラックベリーソースです。
○
お肉なしソーセージですが、
ピンクペッパーがアクセントになって、
パンチの入った一品に仕上がってます。
白菜の他に、
今がおいしい野菜達を添えて頂くようお願いしていたので、
「自家製セミドライトマト」
「レンコンソテー」
「紫芋のソテー」を付けて下さってました。
この豚さん、ほぼレアです。
噛み応え満点で、
顎が鍛えられます。
白菜は4時間以上火を入れてらっしゃるようです。
シェフお墨付きの豚と白菜でしたが、
一番のびっくりおいしかったものは、、、
事前にリクエストしていた付け合わせの「紫芋のロースト」でした。
シェフには申し訳ないですが。
食べた瞬間、
「バニラ香るスイートポテト」でした。
心奪われたので、
「もう一回食べてみたいんですけど…。」と恐る恐る伝えると、
快く出して下さいました。
さらに、
蒸しただけの紫芋も出して頂き、
バターソテーしたものと食べ比べたのですが、
有塩バターでソテーしたからこその味わいだったかもしれません。
◎
このお芋にハマりにハマってしまった私の想いが届いたようで、
帰り際、
ラップに包んで持たせて下さいました。
なんて心温かいシェフなんでしょ。
ますます2年前の私の失態がクローズアップされます。。。
でも、
ついおちょくりたくなる気さくなシェフです。
最後のデセールも、
シェフおススメをあえてシカトし(笑)、
「ブルーチーズのチーズケーキ 焼きりんごジェラート&チョコ添え」と、
「苺の一皿(苺コンポート・苺アイス・ミルクプリン)」をオーダーしてました。
○
ただ、
ここ最近、「ブルーチーズ入りチーズケーキ」を食べてなかったので、
○
頼んで大正解です。
もっとブルーブルーしてても良かったですが、
きっとシェフの人柄がやんわりしているから、
マイルドになっていたんでしょう。
やはり、
料理=作り手です。
私も、
心和むやさしいごはんが作れるような
芯からやさしい人間でありたいと思います。