今年に入ってからというもの、
そりゃまぁ、里芋のお菓子をたくさん作ってました。
その中での力作をいくつかご紹介致します。
「里芋米粉マフィン」
○材料(マフィン型5~6個分)
里芋…100g
Aプレーンヨーグルト…60g
卵…1個
きび砂糖(はちみつやメープルシロップや黒糖でもOK)…40g
炒り黒胡麻…大さじ2
B米粉…50g ※薄力粉でもOK
ベーキングパウダー…小さじ1
塩…少々
栗の甘露煮…適宜
○作り方
※予めBは合わせてふるっておく。
※予めオーブンは170度に温めておく。
①きれいに洗った里芋は耐熱容器に入れてふんわりラップをし、レンジで3分~3分半、柔らかくなるまで加熱する。 粗熱がとれたら皮を剥き、ボウルに入れてフォークの背などで潰す。
②①にAを入れて、フォークか泡だて器で混ぜ合わせたら、さらにBを加えて、粉っぽさがなくなるまで、ゴムベラで混ぜ合わせ、型に流し入れる。 お好みで栗の甘露煮をのせる。
③②を170度のオーブンで25分焼く。
同じ材料でパウンドケーキもできますが、
また違ったパウンドケーキRECIPEもご紹介致します。
「里芋メープルパウンドケーキ」
○材料(20cm×10cmのパウンド型1本分)
里芋…150g
A卵…1個
メープルシロップ(きび砂糖やはちみつでもOK)…60g
無調整豆乳…大さじ2
西京味噌(なければ、塩ひとつまみ)…大さじ1
オリーブオイル・黒豆の甘煮…各50g
バニラオイル(バニラエッセンス)…2~3滴
B薄力粉…60g
ベーキングパウダー…小さじ1
○作り方
※予めBは合わせてふるっておく。
※予めオーブンは170度に温めておく。
①きれいに洗った里芋は耐熱容器に入れてふんわりラップをし、レンジで3分~3分半、柔らかくなるまで加熱する。 粗熱がとれたら皮を剥き、ボウルに入れてフォークの背などで潰す。
②①にAを入れて、フォークか泡だて器で混ぜ合わせたら、さらにBを加えて、粉っぽさがなくなるまで、ゴムベラで混ぜ合わせ、型に流し入れる。
③②を170度のオーブンで25~30分焼く。
です。
とりわけ今の時期に食べておきたい里芋は、
特有のぬめり成分「ガラクタン」と「ムチン」と呼ばれる食物繊維の一種が
特に豊富です。
ガラクタンは血圧を下げ、
血中コレステロールを取り除き、
脳細胞を活性化する働きがあります。
一方、
ムチンは肝機能を保護する効果や消化を促す作用があると言われています。
さらに、
唾液の分泌をよくする働きもあり、
消化を助け、胃腸の調子を整えます。
今では里芋大好きな私ですが、
幼い頃、給食のけんちん汁に入っている里芋が大の大嫌いでした。
そんな過去の私みたいに里芋嫌いさんでも、
今回みたいにケーキにすれば、
きっと里芋だって分からないまま、
おいしく召し上がって頂けると思います。
里芋みたく、
体のために、一役も二役もかってくれる旬の素材を、
可愛がって、
おいしくありがたく食べてあげましょうね。
と、
里芋紹介を書いておいての極めつけは、
里芋を筆頭に、
色んなお芋を集結させた「いもいもいもいもけーき」です。
上記の「里芋メープルパウンドケーキ」に、
・すりおろしたじゃがいも
・角切りにした長芋
・蒸したさつまいも
・蒸した紫芋
・蒸した安納芋
を入れて、
薄力粉の代わりに、
発芽大豆粉 を入れて、
グリンピースを散らし、
シナモンをふりかけたものです。
計6種類ものお芋を入れてますが、
紫芋の紫色が目にも鮮やかです。
また近々、
味も見た目も美しく、
身もココロも美しくしてくれる宝石箱みたいなケーキ作りに
トライしようと思います。