7年振り位の『アラジン 』訪問です。


初めて『アラジン』に訪れた時は、

まだまだまだまだフレンチ初心者だったせいか、

あまりに緊張しすぎて、

何がおいしいとか、さっぱり分からなかったと記憶してます。


そんな過去を振り返りながら、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00003.jpg


私と同じ年に生まれたシャブリを頂きます。


32年間、どんな酒生を歩んできたのかなぁと考えつつ、

口に運びます。


端麗な香りと黄金色にうっとり口が開いたところで、

お料理に移ります。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00192.jpg


数種のオリーブを頂きながら、

登場するのが、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00199.jpg


「胡麻パン」&「ポークリエット」です。


このリエットで7年前がよみがえってきました。


豚肉を野菜や香辛料と蒸煮にした後、

お肉だけを潰してペースト状にされたシンプルなお料理です。


このリエットを初めて食べた時、

真似て作ってみようと、

何度かトライしたのですが、

なかなか再現できなかった当時です。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00226.jpg
「フォアグラとトリュフのキャベツ包み蒸し」


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00253.jpg


フレッシュフォアグラとトリュフの風味がキャベツに沁み渡ってます。


もういっちょ、

キャベツで包んだ一皿を頂きます。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00255.jpg
「鮑とセップ茸のキャベツ包み蒸し 肝のオリーブオイル風味添え」


小振りの鮑が丸ごとキャベツに包まれてます。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00268.jpg
「的鯛の鱗焼き スープ仕立て」


下には、黒大根をはじめとする旬野菜が隠れてました。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00290.jpg
「蝦夷鹿のロースト」


ワインレッド色のジビエが登場したところで、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00381.jpg


またまた1978年生まれの蝦夷鹿色ワインにシフトチェンジです。


おかしいぐらいするする喉を通っていきます。


いい歳のとり方なさってます。


すると、ここで、

スタッフさんが、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00288.jpg


「これからこの仔鳩を調理していきますね」と、

調理前の仔鳩ちゃんを見せて下さいました。


そして、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00313.jpg

「ブレス産仔鳩のサルミソース」となってお目見えです。


胸肉と皮の部分が、

野鳥のガラを細かくしてワインで煮込まれたサルミソースに溶け合います。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00334.jpg


ガルニは、

ポテトグラタン・キノコのソテー・ほうれん草のソテーです。


これらを頂いた後は、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00371.jpg


鳩の砂肝・ハツ・レバーです。


これで、

鳩の全部位を食べ尽くしたことになります。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00382.jpg
「エポワス」

「ミモレット」

「ドライフルーツ入りスライスバケット」


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00395.jpg
「苺のスープ ヨーグルトソルべを浮かべて」


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00409.jpg
「チョコレートムース」


ここで再び1978年のシャブリを飲んだのですが、

見事な変身振りに興奮しすぎて、

このケーキの完成系写真を撮りそびれてしまいました。


食べかけ写真で失礼しますが、

チョコレートで包まれた中には、

チョコムースと、ルレクチェのコンポートが忍んでます。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00413.jpg
「りんごの薄焼きタルト バニラアイス添え」


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00420.jpg
「バニラマカロン・オレンジゼリー・オランジェット」


ここからシェフも参戦で、

話にも甘い花が咲きます。


そして、会話の中から「ベカス」の話題になると、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00442.jpg


この日届きたてのベカスを持ってきて下さいました。


ジビエの中でも特に珍重される希少な鳥です。


生もののベカスを見たのは初めてです。


この日はまだ準備が整ってないとのことですので、

また改めて逢いにくることに致します。