今月『スパイダーウーマン 』という超リアルインタビュー集が
発売されましたが、
“ひたむきに食を愛し伝える女”として登場させて頂いてます。
本来は、
“ひたすら食べ続ける女”も見出しに入ってるはずでしたが。
ま、それはさておき、
文中では、
今の私があるまでストーリーを綴って頂いてますが、
“伝える”側である以上、
やっぱり“生涯勉強”です。
勉強といっても一概に言えませんが、
例えば、
クレソンの和名は、和蘭辛子だったり、
ほうれん草は、菠薐草・法蓮草・鳳蓮草と書いたり…。
漢字で書くと、
その食材が生まれた背景が分かったり、
意外な発見もあったりするんですよね。
また、
栄養面の勉強も欠かせませんが、
ただその素材の持つ栄養価だけではなく、
よりその栄養価の吸収率がUPする組み合わせを学んだり。
そうそう、
『産直おやさい 』野菜で、
ちょうどいいお料理作ってました。
「ほうれんしょう(法蓮椒)」
○材料(2人分)
ほうれん草…1束
A柚子こしょう…適量
塩…少々
オリーブイル…小さじ2
○作り方
①やや大きめのフライパンに2~3㎝位の水を入れて沸かしたら、きれいに洗ったほうれん草を軸の部分から入れて、さっと加熱する。
ぎゅっとしぼって、4㎝幅位に切ったら、Aと共に和える。
赤ちゃん言葉みたいなネーミング(ほうれんしょう)になりましたが、
あまりに簡単で、
あまりにおいしい一品です。
普段のおかず・お弁当のおかず・酒肴にもうってつけです。
「オリーブオイルなんていらないんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもですが、
ほうれん草みたいに、βカロチンを含む野菜は、
油脂分と合わせた方がより吸収率が良くなるんです。
人参とか南瓜もおんなじです。
あと、
ほうれん草には、
微量のシュウ酸(ほうれん草からでるアク)が含まれてますが、
このシュウ酸は、カルシウムや鉄分の吸収を悪くする恐れがあるので、
軽く湯通ししてから使ってます。
また、
ほうれん草に含まれるビタミンCは水に溶けやすく、
熱によって壊れやすいので、
短時間での調理をおススメします。
風邪や貧血予防にも最適なほうれん草は今が旬ですので、
皆様もこの時期にふるってお召し上がり下さいませ。
“人を良くする”と書く“食”を通して、
人生がもっともっと豊かになるようなご案内係になれるよう頑張りますので、
どうか今後ともご指導ご鞭撻ご愛顧のほど、
よろしくお願い致します。