今年10月にオープンした『ア・ニュ 』には、
同じ食材を食べ比べできるコースがあります。
それがこちらです
↓
12月初旬のディナーコース（1万2千円）より。
アミューズは、
「ラディッシュ カレークリーム」「豚のリエット」「キャビア」と、
「じゃがいものピュレ カプチーノ仕立て」です。
もこもこの泡の下からは、
トリュフや、ウズラの卵や、じゃがいものピュレが出てきます。
パンは、
「全粒粉パン」「フランスパン」「ミルクパン」の3種です。
レモンをしぼったスパークリングウォーター、
みかんのシャーベットを入れたシャンパン、
赤ワインといった飲みものをあわせつつ、
食べ比べコースに進みます。
○
最初の食べ比べ食材は、
「白菜」。
「魚貝のサラダを詰めた白菜のファルシー 生ハムジュレ」と、
「白菜のリゾット」です。
2番目の食べ比べ食材は、
「セップ茸」。
「セップ茸とフォアグラのポワレ セップ茸のコンソメスープをかけて」と、
「セップ茸のテリーヌ パセリのソース」でした。
いったん、
「雉のもも肉を浮かべた栗のブルーテ」と、
「ラルドののったハタのソテー グレープフルーツを敷いて」をはさみ、
3番目の食べ比べ食材「蝦夷鹿」に突入です。
「蝦夷鹿内もも肉のロティ りんごのソテーと春菊添え」と、
「蝦夷鹿すね肉とマッシュポテトのグラタン」でしたが、
この素朴なグラタンが、
私の中での今日一でした。
デザートも一種類、
「トマト」の食べ比べがあります。
「トマトのソルベ」と、
「トマトのミルフィーユ（シュー）」です。
デザート含め、
計4種類の食べ比べ料理と、
その他の料理数品を頂いた後は、
「ちょっと変わったスープ仕立てのティラミス（苦味のきいたコーヒー味のタピオカ入り）」と、
「りんごとタルトが逆さまになったタルトタタン」といった
2種類のデザートと、
「シンプルクッキー」と「チョコココナッツクッキー」で締めくくりです。
相変わらずの食べっぷりに感心です。
そういえば、
同じ食材で、数品作る食べ比べって、
日常茶飯事でやってました。
最近は、
さつまいもが大量にいてくれるので、
おから入りさつまいも団子（ニョッキ）を使った食べ比べ料理がHITです。
↓
「さつまおからニョッキ
」
～ゴルゴンゾーラソイソース～
「さつまおから白玉 」
～粒あんときなこをかけて～
同じ食材でも、
調理法や味付けによって、
全く性格が変わるから、
飽きずにおいしく頂けます。
食材や飲食店は、
飽きられないように、
人間がフォローしなくてはならないんですよね。
でも、
人間そのものは、自分での努力が必要です。
人間て、やることいっぱいですね。
だから楽しいんでしょうけど。
私もせっかくなら、
飽きられない人間を目指そうと思います。