お世話になってる編集者のお姉様に、
神楽坂におススメのお蕎麦屋さんがあるということで、
嬉しいことに、
連れていって頂きました。
私もずっと行きたかった『蕎楽亭 』です。
お昼の混雑時を避けて行ったにもかかわらず、
行列です。
「食べログ 」評価が、
4、08と高得点なだけあります。
しかし、
そこまで待つことなく、
数分後にはカウンター席に辿り着けました。
私は、
「海老天蕎麦」を注文させて頂きましたが、
お蕎麦は、
田舎蕎麦と石挽き蕎麦の「二色盛り」に。
どちらも会津産の十割蕎麦とのこと。
透明感があって、艶々です。
なんか憧れます。
お蕎麦を食べる時は、
いつも最初の一口目は、何もつけずに頂くので、
まずはそのままお蕎麦をつるっと。
豊満なお蕎麦の香り・腰の据わったコシ・十割蕎麦ならではの舌触り等、
全てをとっても、
この日の秋晴れを表しているかのようです。
しかも、
蕎麦湯だって、
蕎麦湯好きの私にはたまらないほどの
白濁どろどろです。
そのまま飲んだり、
そばつゆで割ったり、
七味とお塩を加えたり、
色んな味を楽しみます。
遥々神楽坂に来て、
並んだ価値大ありです。
打ち合わせも殆どできないまま、
お蕎麦を瞬く間に食べ終えたところで、
これまた私が気になっていた甘味処『花 』へ。
神楽坂に来たからには、
行かないわけにはいきません。
お店に入ると、
可愛らしいミニチュアオブジェと、
名物おばあちゃがお出迎えです。
そして、
席に着くと、すぐさま、
「これうちの名物よ~。ほら、隣見て。あれよあれ。すごいでしょ~」と、
おばあちゃまがメニューを持って、
猛烈に勧めてくれます。
そこまで言うならと、
二人とも「クリームあんみつ」に。
バナナ・りんご・苺・キウイ・柿・パイナップル・杏・巨峰・黄桃・みかん・みつ豆・寒天・アイスクリーム・二色の求肥・栗の甘露煮・さくらんぼ・こしあんが、
器からはみ出るほどてんこ盛りです。
角度を変えると、
こんな具合で、
上から見ると、
こんな感じです。
おばあちゃまに、
「あんこはこしあんなんですね~」と話しかけると、
「あら、粒あんが良かったの? 粒あんにもできるのよ。 最初に聞けば良かったわね。 聞き忘れちゃったわ。 常連さんは言ってくれるんだけどね~」と。
「じゃあ、粒あんにしてもらえますか?」とお願いしてみると、
「もう蜜に浸かっちゃったから、難しいわね。残念」と。
てことは、もう粒あんは食べられないんだぁ。。。と諦めたのですが、
半分食べ終えたところで、
やっぱり粒あんが気になり、
恐る恐るおばあちゃまに、
「やっぱり少しでいいので粒あんも食べてみたいんですが…。」とお願いしてみると、
「50円かかるわよ。本当は100円だけど、ちょっとなら50円ね」と。
どうしようかなぁと、
編集者のお姉様を見つめると、、、
お姉様より、
「はい、頂きます!」とおっしゃって頂き、
粒あんに出逢えることに。
お姉様ありがとうございました。。。
こしあんも粒あんもやや塩気がきいてます。
でも、粒あんの方が甘みがやわらかい感じがします。
でも、食べられて良かったと、お姉様に感謝です。
お店を出る前に、
おばあちゃまから、
「子供だましだけど、お土産にどうぞ」と、
「森永ミルクキャラメル」と「スペシャルダークチョコレート」を頂きました。
「森永クリープ 」を持ってくればよかったです。
帰り際、
おばあちゃまに、
「お店の創業はいつですか?」と尋ねると、
31年前とのこと。
私と同い年じゃないですか。
そして、
おばあちゃま曰く、
「私が始めたのは50歳超えてからだからねぇ」と。
ということは、
もう80歳を過ぎてらっしゃるってことです。
なんてお元気なんでしょう。
吃驚していると、
「そうやって驚いてくれるのが嬉しいから、80歳を過ぎたら、お客さんに歳を言うようになったの」と、
おばあちゃま。
また近い内、
「森永クリープ」を持って、
お元気なおばあちゃまと、あんこ達に逢いに行けたらいいなぁと思います。
おばあちゃま、お土産のおやつも期待してます。