今宵は満月です。
だからでしょうか、
偶然にも、丸っこいおいしいものに出逢いました。
「オレンジスフレ＆まん丸ヨーグルトソルべ＆31歳のシェフ（食べられません）」
このスフレ、ふわふわの羽毛布団みたいです。
さらに、これでもかってほどオレンジ風味満載です。
「ホワイトチョコクリームのロールケーキ“ナカメグロール”＆まん丸キャラメルアイス」
お月さんもびっくりなほど、
まん丸なアイスです。
この丸アイス達、
写真に撮りそびれましたが、
スキンヘッドの陽気な店長さんみたいです。
アイスを食べる瞬間、
その店長さんに向かって、
思わず、
「店長さん、ごめんなさい、食べます。」と断わりを入れてました。
店長さんアイス、
圧巻のおいしさです。
もういっちょ、丸っこいものが登場です。
「全粒粉の丸パン＆フォカッチャ」
満月の夜に、
満月みたいな丸い3種をご紹介したところから、
どんどん遡っていきます。
「窒息鴨のロースト ジロール茸と岩手の椎茸」
「手長海老と青菜のトマトパスタ」
「南瓜のニョッキ 枝豆
入り」
電話予約の際、
枝豆 をリクエストさせて頂きました。
「バーニャカウダ 温野菜版（カブ・葉人参・レンコン・パプリカ・さつまいも・紅芯大根・豆苗）」
「平目のカルパッチョ トマト添え」
「鶏肉のサラダ（アミューズ）」
というのが、
満月のおいしいディナーとなりましたが、
実は、
この20時間前もこちら に訪れていた私です。
つまり、
24時間以内に2度食べにきたということです。
話は3日の中秋の名月にタイムスリップし、、、
まず、
電話予約の際、
いつもの如く、
お店の方に「枝豆なんてないですよね？」と尋ねると、
店「さすがにないですね～…。」
ま「そうですかぁ。2粒でもいいので、あったら嬉しいなぁと…。」
店「分かりました！ 2粒じゃなくて、大量でもいいですか？」
ま「え、入れて下さるならどちらでも！」
てな具合のやりとりをしていたのですが、
とにかくとても感じのいいお姉さまのご対応に、
甚く感激し、
お店に行く前から好印象となった『コロッセオ中目黒 』です。
そして、
いざ初来店。
食べたいメニューがありすぎて、
かなり悩みましたが、
フレンドリーな店員さんとの話し合いの結果、
満を持して決まったメニューがこちらです↓
アミューズの「チキンのガランディーヌ」を食べた後、
「バーニャカウダ（リアスからし菜・サラダからし菜・カブの葉・レンコン・パプリカ・さつまいも・長い胡瓜）」
偉大な野菜力を感じます。
「五度手間ハンバーグwithロースト野菜」
何が5回手間なんだろうと思ったら、
色んなお肉の色んな部位を、
一度赤ワインで煮て、
そこから形成してハンバーグになさってるとのこと。
ハンバーグの形になるまで五度手間がかかっているってことです。
なるほど納得です。
ごろごろした色んな形のお肉がいます。
食玄人にはたまらないスケールの大きなハンバーグです。
惚れちゃいました。
「枝豆
・色んな野菜入りタリアテッレ」
ここに枝豆を入れて下さってました。
このパスタの具材はリクエストです。
メニューになくても、
何でも我儘おっしゃって下さいとのことでのオーダーです。
胸の中で、感謝の両手を合わせてます。
「四川風アラビアータ 花山椒風味」
「豪快アクアパッツァ」
メニューにはないですが、
予約のみ受け付けるという逸品です。
お頭を遠慮なく頂きます。
このお頭の下には、
ぎっしり身の詰まった部分もいます。
「赤肉メロンと白ワインゼリー バニラアイス＆チョコムースのパフェ」
ここまでが注文したメニューですが、
訳あって、
この他にも持ち込みであれこれ食べさせて頂いてた私達です。
それで、
お会計の金額を見てびっくり。
3人で、12000円です。
皆、目が点になったまま、
暫くお財布からお金が出てきませんでした。
無理難題をお願いしたり、
閉店間際まで図々しく居座ったにもかかわらず、
快く接して下さったお店の方々の温かさとおいしいお料理のCPの高さに、
つい次の日も急遽、
足がお店に向いていたわけです。
趣味も仕事も含め、
色々と食べ歩きをしてはいますが、
2日連続ディナーに訪れたお店って、
今までない気がします。
やはり、お店は人です。
おいしい料理も人が作り上げます。
よって、
人（お店）が人（お客さん）を呼びます。
お手洗いの太陽もにっこりです。
『コロッセオ』さん、
お世辞抜きで、
今後ますます予約の取れないお店になることでしょう。
自店 も私も鏡にさせて頂きます。
BY：エスパー真希絵（まめえ ）。
※太陽みたいな『コロッセオ 』皆々様へ※
2日連続、いちいちうるさい私を温かく迎えて頂いた上、
2日目（4日）の訪問時には、
1時間半もお店で仮眠させて頂き、
誠にありがとうございました。
帰り際、
「今度は布団を用意して待ってますね」とのシェフのお言葉も、
ありがたく本気で受けとらせて頂きます。