山形『アルケッチャーノ 』&『サンダンデロ 』といえば、

今最も予約の取りづらいと言われているイタリアンの1つです。


数ヶ月先の予約までいっぱいとか。


なかなか前もっての予定が組めない私にとっては、

予約をするだけでも、かなり難関店ですが、


そこまで人気店であれば、

行くしかないと、


なんとかかんとか予約を入れて、

先日行ってまいりました。


時間上とお財布内の都合により、

山形ではなく、

銀座一丁目の方 にですが。


仕事もレストランも、

5分前行動を心がけているため、

今回も5分早めに着いたので、


1階の山形館をぐるっと1周してから(その模様は、「枝豆百珍 」よりどうぞ)、

2階の『サンダンデロ』に入ります。


テーブルに着くと、


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カブの絵が描かれた木のプレートがお出迎えです。


伝統野菜を書いてらっしゃる作家の飾り皿だそうで、


裏をひっくり返してみると、


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表のお野菜の名前が書いてあります。


初っ端から、

山形演出万全です。


ドリンクメニューには、

山形のお酒がいくつもあったので、


山形には山形をということで、


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山形県高畠ワイン(シャルドネ)「 」からスタートです。


そして、

これより、

お任せコース(8800円)にお腹を進めてまいります。



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「ワラサのカルパッチョ」


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「鱸のセビーチェ」


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「鮪のグリルとスーパー小松菜の生」


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「庄内トマトと自家製リコッタチーズの冷たいカッペリーニ」


一口目は、

リコッタチーズだけで頂き、


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2口目から、

全部ごちゃ混ぜで頂きます。


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『アルケッチャーノ』シェフプロデュースの日本酒『水酒蘭(みしゅらん)』


こちらの繊細な山形料理には、

国境を越えたワインではなく、

地元の日本酒もとびきり合ってます。


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「フォカッチャ」


我儘オーダーの「オリーブオイル」と「バルサミコ酢」も一緒に。


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「黒ムツのソテーと長芋のソテー」


炭塩がふりかけてあります。


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「黒鯛のリゾット」


ほぼ塩気もないので、

途中で、

ちょびっとテーブルの脇に置かれてある「満月の初塩」をふって頂きました。



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「稚鮎と赤茄子」


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鮎を食べきったお皿に、

キンキンに冷えた「マスタードの甘いジェラート・胡瓜の和辛子マリネのせ」が

置かれました。


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「アマ鯛のぱりぱりウロコ焼き」


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「生アスパラと、グリルされた皮」


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「庄内野菜のスープ」


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「だだ茶豆と庄内豚のパスタ(ストラッチ)」


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「丸山さんちの羊のローストと庄内野菜のダシ(山形郷土料理の香味野菜の和えもの)」


この羊、

正直にお伝えしますと、

ナイフも思うように入らず、

さらに、

噛みきれませんでした。


苦笑いです。


でも、

そんなところも、

長閑な庄内ならではの証かもしれません。


この後デザートとなりますが、


これまでのお料理、

調味料は、

塩とオリーブオイルが極々少量使われているだけだと思います。


よって、

噛みしめるほど、

素材本来の味が口中に広がります。


イタリアンというか、

『アルケッチャーノ』(『サンダンデロ』)料理です。


オリジナル日本酒が空っぽになったところで、


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「庄内フルーツのマチェドニア」と、


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「だだ茶豆のブラマンジェ・だだ茶豆のジェラート」


のデザートを頂きます。


ブラマンジェには、

みりんをかけて頂くとのこと。


斬新な和洋折衷スイーツです。


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奥の奥にだだ茶豆がいました。


トリを飾ってくれたのが、

枝豆となると、


より一層『枝豆百珍 』にも、

仕事にも力が入ります。


でも、

仕事はただ与えられたことをすればいいってもんじゃないですよね。


特にクリエイティブな仕事をしている私は、


私だからこそできる責任ある仕事を、

軸がぶれないように、

責任感とプロ意識と個性を欠かさず、

全うしてこそ、

自分の成すべき仕事だと思ってます。


また、

自分の立場をわきまえた上で、

「何のために・誰のために」が明確になれば、

自ずと自分にとっての「仕事」というものがみえてくるはずです。


かといって、

仕事・仕事で突っ走る人生もどうかと思います。


何事もバランスです。


ヘタすると、

仕事フルコースになってるアンバランスな私ですので、


バランスがとれた人間になるためにも、


より自分自身も高め、

よりいい刺激を受けるためにも、


秋には、


空気もおいしい山形に足を運ぼうと計画中です。