大阪フレンチを食べ終えて数時間後。
今度は、
場所を東京に移し、
再びフレンチです。
『フロリレージュ 』
3週間前に、
『カンテサンス』にいらっしゃったスーシェフが独立なさったお店です。
お任せ1万円コースオンリーです。
「赤ピーマンのムースとチュイル」
「■いグリーンオリーブ」
ブリオッシュ生地に、
グリーンオリーブのピュレが浸してあり、
言うなれば、
フレンチトースです。
ブランチ時に、
真似て作りたい逸品です。
「長野県藤井農園の有機野菜」
右の白いのが、
「玉葱のムース」と「玉葱の酢漬け」で、
左のにょきにょきしたのが、
酸味を感じる「じゃがいものニョッキ」です。
「フォアグラとメレンゲのコントラスト」
メレンゲも、
周りのパウダー状のものも、
ヘーゼルナッツでできてます。
一緒に、
甘酸っぱいチェリー入りパンを頂きます。
「カツオのナージュ」
奥には、
やや酸味を加えた水菜のピュレが。
茶色いスープは、
ビーフコンソメです。
このカツオ、
厚さ3センチはあるでしょうか。
周りに、ベニエの衣をつけて、
一度フライパンでさっと焼いたものをオーブンに入れて、
じんわり火を通してあります。
称賛の声があがります。
ここ数日で一気に増えましたが、
“2009年 園山真希絵の記憶に残る逸品”に仲間入りです。
「北海道の仔羊のロティ」
ほんのり甘い茄子のピュレが添えてあります。
ここで、
パンは「全粒粉パン」が運ばれてきました。
背肉とモモ肉の2種類の部位の盛り合わせです。
すると、
さらに羊の違う部分を召し上がって下さいとのことで、
すね肉の部分が登場です。
まるで、
ギャートルズに出てきそうな骨付き肉です。
煮込みかと思いきや、
トマトや玉葱等と一緒にオーブンでじっくり焼かれているとのこと。
やはり羊には、
クスクスが最良のパートナーということで、
人参・パセリ・オリーブオイルのクスクスと一緒に頂きます。
長時間煮込んだかのような柔らかさです。
フォークを刺すと、
お肉がはらりと崩れていきます。
この羊、
またまた
“2009年 園山真希絵の記憶に残る逸品”の上位に君臨です。
しかし、
ここ数日で、
計7皿の羊料理を食べている私です。
そろそろ血が羊になってそうです。
が、
カルニチンを多く含む羊ですから、
体を温めてくれたり、
脂肪燃焼効果や、
コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあるので、
喜んで頂きます。
「フレッシュマンゴーとブラマンジェ」
マンゴーをペロッとめくると、
マンゴーソルべとココナッツのブラマンジェが潜んでます。
「キャラメルのフォンダンショコラ」
左側のピンクががってる物体は、
スポンジ生地にプラムを浸したものです。
ショコラをスプーンの背で叩くと、
コツっと音がして、
中から、
とろーり、チョコレートが流れ出します。
「ブドウのパートドフリュイ（ぶどうのグミみたいです）」
これで1万円とは、
驚き桃の木さんしょの木です。
お料理もさることながら、
シェフもスタッフさんもとても気持ちのいい方ばかりで、
心も和みます。
私も、
『フロリレージュ』さんみたいな奥さんになれたらいいなって思えてきました。
きっとすぐに予約の取れないお店になることでしょう。