季節柄でしょうか、
妙に鮎好いてる今日この頃です。
というわけで、
どこに行っても、
「鮎」の文字を見ると、
つい「鮎」を指名してます。
『いがらし 』さんお任せコースでも、
「水無月豆腐 小豆入り」
「鱧と白瓜のお吸い物」
「カンパチとイカのお造り 莫大海を添えて」
※莫大海=四川省に産するアオギリ科の植物の実のことで、日本では乾燥した実を輸入し、薬膳や懐石料理などの特殊な料理に用いられています。
乾燥した実ですが、料理に使う時は、ぬるま湯で1時間位戻します。
水を含んでくるにつれ果肉が大きく膨らみ、皮が壊れて、中から薄茶色をした半透明のゼリーのような果肉が現れてきます。
「元の大きさの数倍に膨らみ莫大な海のような大きさになる」という例えから、「莫大海」または「莫大」と呼ばれているそうです。
食べられるのは皮と種を除いたゼリー状の部分で、水気を絞ってそのまま使われます。
味に特徴はなく、香りも殆どありませんが、シャリシャリとした食感と珍しさが好まれているようです。
「アマダイのお頭の塩焼き 太刀魚の棒寿司も一緒に」
「野菜の炊き合わせ」
「鮑の肝 もみじおろしと一緒に」
そして、
です。
他にも、
雲丹ご飯・鯛ご飯・合鴨ご飯があり、
4者択一でしたが、
迷わず鮎を選択してました。
「生海苔のお味噌汁」
「お漬け物」
鮎を食べると、
なんだか落ち着きます。
良質のタンパク質はじめ、
カルシウムやビタミンA・B群・D・E、
さらに、
EPA・DHA・亜鉛なんかもぎっしり詰まったスーパー魚です。
鮎でホッと一息ついたところで、
甘くおいしいビタミンEを吸収し、
『いがらし』ご主人様のやんわりした笑顔で、
気持ちよく締めくくりです。
今度はどこで鮎に出逢うのでしょう。
なんとなーく、明日も逢う気がします。