今日も、我ながら感心するほど、

食べて食べての一日でして、


さすがに全てはご紹介できないのですが、


一番書き応えと写真映えするはずの

本日締めくくりごはん『レヴェランス 』をご紹介させて頂きます。


こちらは、

お料理もさることながら、

希少アルコールも充実しているということで、

一品一品に合わせたシャンパンとワインを頂きます。


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真っ先に頂いた「CHARTOGNE-TAILLET」が、

まるで奈良漬けのような個性ありあり風味だったため、

仕事を忘れ、

なんだこりゃと、

つい、すーすー(的確な表現ではないかもですが)飲んでました。


のっけから、

舌と心に残る凄モノシャンパンです。


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「青海苔のチュイルと、何とかって変わった名前の海老がバニラ風味です」


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「自家製パンと自家製バター」

久々に惚れた日本のバターでした。


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「人参を敷いたサヨリの御一行様」

それぞれのサヨリに、白バルサミコのゼリー・アンチョビ・葉わさびピュレがのっかってます。


この料理に合わせたソムリエさんおススメの白ワインは、

「SANCERRE 2002」でしたが、


サンセール地区最良の畑「モン・ダニ」で造られたワインとのこと。


気品があって、優美でありながら、

図太く奥行きある味わいです。


まさにロワールの美酒です。


好みからすると、

さっきのシャンパンを勝ってしまい、


思わず、「仕入れたいんですけど…。」と尋ねると、

もう販売してないとのこと。


よって、この場限りですので、


けちけち・せこせこ頂くことに致します。


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「蛤・アスパラガス・ミモレットとグリンピースのソース~トリクロマティック(三原色という意)~」


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「オコゼのソテー(しゃきしゃきレンコンとポロねぎソテーを敷いて)」

「萌やしと豚のコンソメスープ」

この萌やしスープ、萌やしの甘みに萌えます。


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「フォアグラ アルザス風のリンゴのミルフィーユを敷いて ピカンダ(ブラジル原産の赤い果実)もいました」


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カトラリーも、

器の黒に合わせて、真っ黒黒すけです。


デザートワインのような甘みの強い赤ワインが、

気持ち悪いほどぴったり合います。

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「窒息鳩のバトーと花ズッキーニのブーケ(中には、鶏のコンフィが詰まってます)~ピトレスク(絵画的という意)~」


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あえて分厚く残し、かりかりに焼きあげられた皮目部分と、

身のレア具合が同時に口に届きます。


一石二鳥な感じです。

クラッときます。


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この方々、どこをとっても、

まいうー(古)です。


そうそう、

もちろん私には、

カットレモンをしぼった「スパークリングウォーター」が必須です。


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今日は、計6個しぼらせて頂きました。


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「抹茶のジャルディネット」

抹茶ジェラート・抹茶カステラ・ケフィアのムース・オレンジのメレンゲの下には、「タガタ」ってソースが描かれてます。


そして、

図々しくも、

持ち込んだ私のレーズンケーキを頂いてしまいました。


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レーズンとコニャックぎっしりで、

邪魔者は入る余地なしって感じです。


ここで、

オーナーソムリエさんが、

紅茶・ハーブティ・コーヒーのワゴンをごろごろ引いて登場です。


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なんだかんだご丁寧にご説明を頂きましたが、

覚えきれず、

美容のために、「ローズヒップ&レモンバームブレンドティ」と、

眠気覚ましのために、「エスプレッソ」をチョイスしました。


しかし、

エスプレッソより眠気覚ましになったのが、


こちらのソムリエさんと私が1日違いの誕生日だったということです。


妙に、落着きと貫録のある方だったので、

同い年だと判明して、

一気に目が覚めました。


しかも、

私が1日先輩でした。


さらに、

シェフも同学年ということで、

みんな同級生です。


以上、どうでもいい余談にて失礼しました。


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「ショコラレヴェランス 2009 ~情熱大陸~」

真っ赤に色づいたホワイトチョコを、フォークでぐさっといこうとすると、、、


ソムリエさんから、

ELIXIR VEGETAL 」というアルコール度数の高いリキュールが、炎と共にかけられ、


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表面が溶け、

「アーモンドが混じったココナッツアイス」が、こんにちはと顔を出しました。


その下には、

濃厚なチョコレートが縁の下の力持ち役になってます。


パフォーマンスも味わいも、大きな拍手8回位です。


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「プティフール(グレナデンゼリー・ゆずのマカロン・ショコラ)」と、

「ココアのエスプーマ」で、

完了です。


いずれも、

見た目の斬新さと華やかさが際立った食感も楽しいお料理でしたが、


とにかく細部に渡り、

拘りのかたまりです。


中でも、カトラリーはいちいちニクイです。


そして、

やはり、ワイン好きな方にはもってこいな気がします。


べたな表現ですが、


「ワインと料理のマリアージュ」って言葉がお似合いなお店です。


お互いの長所を引き出し、

足りないところを補い合い、

辛い時に支えになり、

素材の持ち味を最大級に生かしてこそのマリアージュです。


人間同士のマリアージュもそうあるべきだと、

未だ独り身女は、

自分に言い聞かせてます。