静岡県伊東市の山奥に向かう途中、
「道の駅」に、寄り道し、
海産物の試食し放題です。
手長えびが妙に美しいです。
そして、
東京から車を走らせること3時間半。
着きました、
伊東市の山奥に佇む陶芸工房に。
強風と大雨です。
今時珍しい薪ストーブの温かいお部屋で、
心温かい先生と、
先生の息子君(ひろ君)と、
先生の愛犬スキップ&太陽に見守られながら、
陶芸開始です。
先生と相談した結果、
今回は、2つの器(鉢)を作ることにしました。
しかし、
数分も経たない内に、
おやつとごはんタイムです。
豪雨の中、
先生のお母様が差し入れしてくださった
「自家製梅干し・自家製ガリ・黒胡麻・おかかをのせた七分付きご飯」
や、
「薪ストーブで焼いたお餅(鰻のかば焼きのタレと、砂糖醤油で)」
や、
持ち込みのおやつ&おつまみ色々を、
おいしくありがたく頂きながら、
中でも、
この「先生のお母様作 梅・ガリ・海苔・胡麻・おかかご飯」が、信じられない位おいしいんです。
ご飯は、
毎日、精米機で精米なさってるとのこと。
ガリの色付けも、
天然の紫蘇なので、
これなら、
「着色ガリ撲滅委員会」の方でも、
喜んで頂けるはずです。
即、自宅で、真似て作ってみようと思いました。
このいい具合に焦げてぷっくり膨らんだお餅が、
たまらなく愛くるしいです。
お正月気分になり、
お餅、お代りです。
伸びます、伸びます。
お腹も満足したところで、
いいかげん、
陶芸再開です。
しかし、
陶芸しつつも、
私の手からは、
ビールとおつまみは離れませんでした。
手は、泥だらけだというのにです。
でも、
まず1つの器が、
無事、素晴らしく完成です。
手を差し伸べてくれた先生のお陰です。
続いて、
2つめに取りかかろうとした矢先、
中学1年生のひろ君が、
ポテトチップスを焼き始めました。
「焼きポテチ」だそうです。
余分な油分が落ちて、
よりさくっと、香ばしくなって、
かなりイケてます。
止まりません。
でも、
器は真剣に慎重に心をこめて作ってます。
そして、
形が完成するところまで
2つできました。
先生のお力添えがあったからこその最高の出来です。
今回は、ここまでで終えて、
また来月訪れた際に、
仕上げをします。
完成まであと2回通うことになりますが、
心優しい先生ご一家様と、
おいしい大自然の空気と、
おいしい食べものに逢えると思うと、
次回もワクワクです。
さらに、
完成した器に、
自分で作った料理を盛り付けられる絵を思い浮かべると、
すでに体中に喜びが充満してます。
自作器と自作料理が、
食卓に並ぶ日を、
今か今かと待ちわびながら、
空が真っ暗になった伊東を後にし、
今から何を食べようか企み始めた食いしん坊園山です。