暖簾がかかる前に到着です。
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18時、
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暖簾があがりました。
艶々した大将の気合光線が飛び込んでくると、
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右横から聴こえてくる自然様 のお告げに従って、
最初から、握りです。
「中トロ(2巻)」
「大トロ」
「メジマグロ」
「干し(星)鰈」
「平目の肝が乗った平目」
「煮イカ」
「鮑の肝を乗せた煮鮑」
「昆布の上に26分位寝かされたコハダ」
「ちょい〆た鯖を醤油で洗って」
「赤身の漬け」
「炙り白子」
「赤貝」
「車海老」
「煮蛤」
「煮穴子」
「雲丹」
「かんぴょう巻き」
「大トロの叩き巻き」
「チョモランマ」
「がり」7回お代わり。
丼三杯は酢飯を食べたでしょう。
一つ食べて、
深く深呼吸し、
一つ食べ終えて、
深く深呼吸します。
いい意味で
脳震盪を起こした感じです。
ここの酢飯には
ストーリーがあります。
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最後3品の海苔を鼻に近づけると、
ほうじ茶のような香りがやってきました。
この海苔を生んだ日本の凄さを改めて実感しました。
感想はあふれ出しそうなほどありますが、
握りの合間に時折混じる大将の人間味あるお話と、
右横からの自然様 の声が加わり、
終始、ドキュメンタリー映画を観ているかのようでした。
大将の口から放たれた
「一回離れてみると、自分が本当にすべきことが分かるんだ」
とのお言葉が頭から離れません。
いつもの私なら、
バシバシ写真を撮っているところですが、
今回はほんの僅かしか撮れませんでした。
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これから徐々に一つ一つの『あら輝』の階段をのぼって、
撮らせてもらおうと思います。
そして、
私もホンモノの仕事をして、
本当にすべきことを自然と見出していこうと思います。
心から感謝の気持ちを込めて、
ご馳走様でした。
暫く、
私の右手の親指・人差し指・中指は、
醤油風味、
いや、
『あら輝』風味です。