お魚屋さんに鯖1尾を買いに来てます。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-20090216164645.jpg

おじちゃんに、


「とびきり元気な鯖を1尾下さい」と伝えると、


おじちゃん「お姉ちゃんが捌くの? 魚なんて捌けないでしょ?」


真希絵「や、これでも料理研究家なので、これがまた、捌けるんですよ」


おじちゃん「ん、料理研究してる最中なら、無理じゃろ。 無理すんな。 おっちゃんやったる」


と言って、


するする鯖をおろしはじめちゃいました。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-20090216164358.jpg

慌てて、


「今から撮影で私が捌かなきゃいけないんです~」と伝えると、


「じゃ、ついてったろか。 心配だわ」とおじちゃん。


どこまで料理ができなさそうなイメージの私なんでしょうか。


確かに、料理研究家というと、


料理を研究中って意味にもとれるので、


まだまだだって思われちゃうかもですね。


この場に限らず、


どうも私の素性を知らない初対面の方には、


料理ができないように見られる職業「料理研究家」の私です。


今度このお魚屋さんに来る時は、


エプロンでもつけていこうかと思います。


数秒後、


何とかおじちゃんに理解してもらい、


元気な鯖をまるごとGETすることができました。


そして、車に乗り込み、目的地に向かう途中、

ふと思いました。


いくら料理ができなさそうに見えても、


もし、いつの日か、料理を仕事としてしなくなったとしても、


誰かのために、


自分のために、


ずっと料理を研究し続けていくんだろうなぁと。


だから、私はいつまでたっても料理研究家です。