同じ爪の中で、左右でSSの層の厚さが異なります。
微細な変化で、見逃されやすいのですが、層の厚さが徐々に変化すると、曲率半径も少しずつ変化します。
SSが厚くなると、曲率半径が小さくなり、巻き方が強くなります。
そして、層の厚さの変化は、ほとんどがSSの層の変化ですが、
爪母部分の変化も加わてくるように見えます。
厚くなるほど、収縮力が強くなります。
そのために、変形が強くなります。
徐々に厚さが変化するときには、その部分で曲率半径も徐々に変化します。
急激に厚さの変化する部分では、曲率半径も急激に変化をおこします。同じ人の爪でも、その土どちらの変化も起こります。
遺伝性といわれている人では、均等に厚くなって、円形の巻き爪をみかけることが多くなります。
外からの力で、そのような変形を起こすことは不可能です。