肩後方面の炎症を予防するコンディショニング④ | ゴルフツアープロコーチ・野球トレーナー摩季れい子
秋も深まり、気温も一段と下がって来ましたね。

こんな季節は筋肉が硬くなりやすく、故障しやすいので要注意!!

ピッチングやゴルフスイングニングを始める前に、スイングに対応出来る肩作りを大切に、ウオームアップに時間を十分かけて下さいね。

いきなりのスイングは故障の元です。

そして、既に肩など傷められている方は、ゆっくり復活に向けてコンディショニングですねアップアップアップ

このシリーズでは肩後方面に故障が起こらないように、故障要因を理解し、その対応を進めるコンディショニング方法を解析しつつご紹介して行きたいと思います。

昨日のブログで肩後方面にある肩甲骨内側筋肉(菱形筋肉)と肩後方面に付着する棘下筋肉のストレッチをご紹介しました。

これらの筋肉が凝り固まると肩甲骨が腕の振りについて行かず、肩後方面の筋肉や腱板炎症を引き起こし易くなるのです。

今日はその筋群を短縮させるエクササイズと肩後方面の拮抗的に働く大胸筋肉をストレッチする方法をご紹介します。

いずれも筋肉の柔らかさと短縮する能力は
肩後方面に牽引力が過度に掛からないためにも大切な対応策なのです。


【肩甲骨外則部のインナー筋と脇腹を伸ばすストレッチ】

両手を上に挙げ

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ゆっくりと右側に倒していきます。

この倒すエクササイズで肩甲骨の外側部のインナー筋肉を伸ばします。

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脇腹から肩甲骨外側部が伸びるのを感じたら元の位置に戻します。

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センターにも戻れば左側に倒します。
同じ要領で元に戻します。


【肩甲骨内側にある菱形筋肉を鍛えるエクササイズ】


正面に持ったクラブを胸の高さに置く。


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ゆっくり肘を曲げて肩の高さをキープして後方に引きます。

肩甲骨をセンター軸に引き寄せる意識でインナーマッスルの菱形筋肉とアウターマッスルの僧帽筋中部繊維を緊張させます。

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このがポジションでは大胸筋は伸びています。
再び元の位置に戻し、肩甲骨周囲の筋肉の緊張をとります。

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回数は10回~20回を目安に行って下さい。


【チューブを使っての僧帽筋中部繊維と菱形筋肉のトレーニング】

椅子に座り背中からチューブを巻き両手で持ちます。
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ゆっく両手を伸ばし、お臍を少し見る意識で胸郭を丸くさせ肩甲骨を外転させます。

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ゆっくり元の位置に戻し、肩甲骨をセンター軸に引き寄せます。

このチューブトレーニングでは菱形筋と僧帽筋中部繊維の伸びながらの力を鍛えます。

回数は6回~10回を1セットとして
2~3セットを目安に行って下さい。

ポイントは息を吐きながらチューブを伸ばします。