少し雨も混じり、肌寒さを感じる気候でした。
季節の変わり目は何だか寂しさも~
さて、今日はピッチングのパワーのカギとなる骨盤の安定力をいかにGETするか??
ピッチング動作の、どのタイミングでその能力が求められるかを





「ピッチングのパワーのカギシリーズ①と②のブログ」で解析しました。
ご自分のピッチングでの軸幅とその骨盤の安定力はありましたでしょうか?
テイクバックからコッキング期を経てボールを加速させるアクセレレーション期に
しっかり骨盤が投球方向に向いているでしょうか?
ピッチングの命。
ボールを持つ腕をいかに素早く振れるかがピッチャーの大きな目標。
その目標をクリアするには、振りやすい上体のポジションを確保することが重要なのです。

これが、急速とコントロールをGETする大きな要素





アクセレレーション時に骨盤が安定していなければ、腕振りのしなりの基本である胸の張りもしなりも望めないのです。
右投げの場合、
上体の腕を対角に振りきりたい







腕を右肩上方から対角の左足軸の外側に振り抜く。


テイクバックからアクセレレーションで
両股関節上で骨盤が回転し、
上体が投球方向に向くことで
腕を対角に振り切れるのです。
骨盤の向きの変化は、球速とコントロールに大きな影響を与えて行くのです。
その基本動作を確認しないまま投球を繰り返すと
肩にストレスを与えたり(野球肩)、
肘にもストレス(野球肘)が生まれ安くなるのです。
骨盤が回転した時の両脚軸の安定力は、
股関節の螺旋運動と前後開脚に対応できます。
前足軸の下腿三頭筋と大腿四頭筋、そして大臀筋の伸張力。
後方軸足の腸腰筋と内転筋の伸張力。
この股関節の能力がピッチングのパワーを引き出す基本の筋肉なのです。