スイングの科学 ㊹スイング軸の頚椎の筋肉を鍛える | ゴルフツアープロコーチ・野球トレーナー摩季れい子

6月に入って急に「夏日になるなんて驚きですねビックリマーク


夏日のラウンドは集中力のキープが大変ですが、頑張りたいですね。

ぼ~っと(≧∇≦)した時は、水分補給とともに首や頭へののアイシングが頭スッキリに効きます。

冷静な判断力とスイングバランスのキープにも効果的です。

さて、今回のブログから、スイング軸の頚椎の筋肉を鍛えるエクササイズをご紹介します。

首を支える胸郭部背面の筋肉はたくさん複雑に重なり合っています。

そして、大きな僧帽筋から深部のインナー筋などが多くありますが、まず頚椎を支える筋肉を鍛えるエクササイズの手順は、最初に首を回旋させる動きや首のストレッチは厳禁です!!

いきなり首を回すことは絶対禁止なのです。

なぜなら、首にはたくさんの筋肉があります。

多い分、動きに伴う筋肉に電気を送る神経システムも複雑なのです。

だからいきなりの首のストレッチやエクササイズはダメなのです。


大きな僧帽筋などのエクササイズからゆっくり進め、筋肉の筋温を上げる。


あるいは、体幹とともにストレッチやエクササイズを実践して鍛える。

このポイントは必ず理解して頂きたいのです。

頚椎の深部のインナー筋に電気を流すアップを終えてから(以前のブログで紹介)、頸椎のインナー筋のエクササイズに入っていただきたいのです。

頚椎は重い頭を支えながらのエクササイズですから、首だけの運動は負担が大きく、危険が伴うからです。

必ず頸椎を回したり伸ばしたりを行う時には、頸椎の後方にある大きな筋肉の緊張感を引き出し、十分に力を発揮しやすい状態。

そうです。頭を支える筋肉の状態を確保してか、首の回旋運動(ストレッチ)に、入っていただきたいのです。

首の運動が必要だからといって
急な回旋運動は絶対に禁止です爆弾爆弾爆弾

7個の頚椎関節に付着するインナー筋が対応できず、頚椎を傷める危険性が大きいからですひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

そこで、今日は頚椎の筋肉を鍛える体幹の準備エクササイズをご紹介いたします。

その体幹の準備エクササイズが、首を支える筋肉のエクササイズ効果をぐっと引き出してくれるます!!

腰から胸郭部の背面筋肉を伸ばすストレッチはとても大切ですアップアップアップ


体幹&頸椎準備エクササイズ


(1)肩甲骨のインナー筋を伸ばすストレッチ

①椅子に座り、両手を前で組む。

②おへそを見るように頭を丸め、息を吐きながら背骨を後方に押し出す。

このストレッチは、肩甲骨のインナー筋が伸びて、頚椎を支える胸椎に付着するインナー筋を伸ばすのに効果的です。

息を吐きながらおへそを覗くように背中を丸くしすることがポイント^_^

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センターに伸ばした両手は、息を吐きつつ
背中を丸くしたまま斜め前に移動させ、
脇腹も伸ばします。

肩甲骨の下方辺りが伸びて、気持ち良いストレッチですねグッド!グッド!グッド!

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左右交互に行って下さいビックリマーク

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(2)わき腹の筋肉を伸ばす

①頭に手を添え、固定する。

②一方の手を頭の後方に置き、ゆっくり息を吐きながら側方に倒して行く。

③そして、お腹に力を入れながら頭をゆっくり元の位置に戻す。

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左右交互に5回~8回を目安に行って下さい。

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このエクササイズは頭を抑えるのでなく、支えて倒すようにわき腹を伸ばす意識が大切です!!

ご自分のペースで少しずつ進めて下さいねビックリマーク

つづく