いつもブログをお読み頂きたありがとうございます。
今、このブログの「スイングの科学」シリーズでは、スイングで最も痛めやすい頚椎をどのようにストレスから守るかについてお伝えしています。
人の神経を通す頚椎はとても重要な部位です。
頚椎のトラブルは手や指に痺れをもたらしたり、手の力を弱らせたりと、一旦傷めると症状が大変厳しくなることが多い部位です





そして運動のスキルに直結するのが
運動の反射能力への影響です





頚椎の向きは、腕や脚に力を出しやすい方向と出しにくい方向があるのですが、いずれも軽快に首の筋肉が動きに反応して初めて得られる能力なのです。
それだけに、首の筋肉を良い状態にキープすることは、スキルアップにとって絶対的要素なのです。
頚部の筋肉には、頭板状筋や僧帽筋、胸鎖乳突筋などをはじめ、たくさんの筋肉があり、頭と首を支え、動かしています。
頭板状筋の図
僧帽筋の図
頚椎の反応を良い状態にするには
①スイング軸となる頚椎の筋肉疲労を軽減させること
②スイングの軸でのストレスを少なくすること
この2つがとても重要な対応策と言えます。
つまり、頚椎を守るには負担の少ないスイングが1番だということを理解して頂きたいのです。
スイング軸をキープする

スイングで軸をセンターにキープすることを過度に意識して、ボールをよく見て軸をセンターに残し過ぎるゴルファーがいます。


このポイントを重視し過ぎ、
①ヘッドがインパクトを過ぎ、フォローまで走っているのに、まだ頭をセンター軸に残そうとする。

②上体の回転が前傾角のまま終わってフィニッシュする。

③インパクトとの後も首は前傾角のまま残す。

④フォローが大きくフィニッシュポイントまで走っているのに、まだ頭を前傾角のまま残している。
このスイングだと、かなりの捻れストレスが頚椎にかかるのです。

このスイングスタイルが頚椎に大きなストレスをかけていることを忘れてはならないですね。
それでは、ストレスの少ないスイング軸とは





次回、ご説明いたしますね
