今日は連休3日目ですね。
あいにくの雨。曇り空に雨は
ちょっと寂しい感じですね。
でも今日も一日元気で頑張りましょう

さて、私が主宰する大阪FIXBODYクリニックに肘関節の手術後、訪れて来た大雅(タイガ)君がこの5月で術後1年が経ちました。
毎週、お父さんと1時間30分掛けて大阪にやって来る大雅君(((o(*゚▽゚*)o)))
写真は肘の調整をする京大野球部チームトレーナーの藤田先生です。

術後の安静加療が3ヶ月と異例の長期間





安静期間が長期に至ったことから肘の伸展制限がー30度で屈曲拘縮がひどくなりました。
3ヶ月後に始めて肘関節ROM訓練を開始(≧∇≦)
「信じられない
」って思わず叫んだほど、


遅いドクターからの許可でした。
だから…>_<…、肘がなかなか伸びず、本当にひどい拘縮状態でした。
写真はリハビリトレーニングを始めた時の大雅君の肘関節の拘縮状態です。
厳しい痛みが痛々しい大雅君でした。


それからが大雅君の戦いが始まりました。
毎週2回のリハビリトレーニングと合わせ、野球トレーニングで踏ん張り

毎週2回のリハビリトレーニングと合わせ、野球トレーニングで踏ん張り



頑張ってきた大雅君です。
今はキャッチャーから外野手に転向し、
新たなポジションに挑戦中です。
外野手としての捕球送球練習や
ステップを使っての送球練習。
全身を使わなければ遠投はかなり肘関節にストレスを掛けます。
下半身を鍛え、柔らかく使える捕球練習にも取り組んでいます。

今もリハビリトレーニングを続けていますが、
セルフでは肘の完全伸展は臨めない状態なのです。
そんな大雅君が試合で、見事にホームランを打ったのです






野球人生初のホームラン





照れながら「先生ホームランを打てました」との報告に
大きな声で「大雅
やったねー

」と私も感動。





一緒に指導をしている藤田先生も大喜び





「大雅は、脚の俊敏力やボールの反応力が
この一年で見違えるほど成長して、
凄く速くなってきてるからなー
頑張れよ
(^^)」と心強いエール。

大雅君は術後の肘のリハビリトレーニングとともに、3ヶ月の間に衰えた身体能力回復に取り組み、頑張って来たのです。
ボール反応を素早くするために


ビジョントレーニングや瞬発力トレーニング、そしてアンジュレーショントレーニングに加え、最近はバッテングPNFを取り入れてミート率アップを図っていました。
そんな大雅君は、最近メキメキ実力が上がり、腰のキレと上体の回転が速くなってきていました。それがホームランにつながったのです

FIXBODYのみんなも、肘が伸びないハンデイキャップを跳ね返した大雅君のホームランに、笑顔で「やるじゃん
大雅」と喜んでくれたのです。


大雅君は本当に野球大好き少年です。
これからもハンディを跳ね返せるように共に戦いて行きます。
暖かく見守っていただき、同じ手術をされた野球選手の目標になれるように、
頑張れ、大雅君
