今日の大阪は気温も少し暖かで、いいお天気ですね





兵庫県のダンロップゴルフクラブでは、第14回関西小学生ゴルフ選手権春季大会決勝競技が行われています。
良い気候に一安心

MAKIゴルフアカデミーからも小野貴之君(小6)が元気に出場しています。
普段の力を出し切って貰いたいですね

さて、ゴルフメディカルクリニックの1と2では、スイングバランスとボディターンが使えるかいなかに関わるコア(体幹)の対角バランス能力をご自分でチェックし、診断できる方法をご紹介させて頂きました。
如何でしたでしょうか





「ボディターンを使いたい
」

その気持ちがあるのに思い通りに体が動かない





そんな経験がある方も多いのではないでしょうか

対角バランスが崩れるメカニズム
ゴルフスイングの命であるインパクト~フォロー、そしてフィニッシュでの右肩下がりでのコアの軸回転。
下の写真はトーナメントプレーヤの谷昭範選手のインパクトからフォロー、そしてフィニッシュでの体の使い方です。

インパクトの後、フォローでの右肩が下がるこの時に、コアの筋肉の偏りが生まれます。
右腰の筋肉が短縮し、左側の腰の筋肉は伸びる状態が生まれるのです。

さらに、このフィニッシュへの回転が上体の捻れストレスを大きくさせます。

このインパクトからフォローの上体の右肩下がりの回転がコアの対角バランスを崩して行きます





ゴルファーであればジュニアからプロ選手に至るキャリアで招く、コアの対角バランスの崩れです。
対角バランスの崩れはスイングフォームにも大きな影響を与え、非常に怖い症状が現れるのです。
(1)スクエア感が無くなり、アドレスで右軸へ傾く構えになる。
(2)テイクバックで右肩と左肩が対角線上にない。
(3)上体の回転がいびつになり、スムーズなプレーンが作れない。
(4)フィニッシュで右脚軸に体重が残り過ぎ、アッパースイングとなる。
ボディターンをスイングに活かせるのはコアの対角バランスが良い状態で初めて使えるのです。
ゴルフメディカルクリニックの3では、普段のスイング練習で歪んだコアの対角バランスをもう一度回復させる、コア対角バランスエクササイズをご紹介いたします。
崩れたコアの対角バランスを取り戻すエクササイズをぜひお試し下さい

FIXボディ・コア対角バランスエクササイズ
1.腰部~ハムストリング筋のストレッチ
まずは、腰から太腿の後ろ側の筋肉を伸ばします。
いきなりのエクササイズは腰の痛みに繋がりますので要注意です





①仰向けになって、片膝を胸の方にゆっくり引き寄せます。息を吐きながら行って下さい。
ゆっくりが効果を現すストレッチです。


②次に両脚を脇の方に抱える様に膝を引き寄せます。息を吐きながら行って下さい。
リラックスすることで効果を高めます。

つづく