昨日は、私がスイングコーチを務める谷昭範選手がアジアンツアーQTで優勝してくれました。こんなに嬉しい事はありません





左軸でのボディターンが気持ちよくでき出した谷選手
タイ合宿にてー

指導し始めた頃のアジアンツアーQTは、予選通過があっても中々上位に名を上げることは厳しい状況でしたから(^з^)-☆
その谷選手が優勝してくれました






これは谷選手の長年の努力と
スイングの精度を高めたいという一心の
気持ちがあっての結果と考えています。
フィジカルを診つつ
スイングコーチをする私の前には
いつも前向きな谷選手がいました。
いつも、黙々と挑戦してきた谷選手((((;゚Д゚)))))))
そんな教え子の結果はこの上無い喜びです。
ツアーであってもQTであっても
優勝は素晴らしい結果ですね。
コーチとしてこんなに嬉しいことはありません。

ふとヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
一緒に戦ってきた歴史が思い出されて、
感動です





谷選手が私の元に弟子入りしてきたのが
16年前☆~(ゝ。∂)
目標が「日本だけでなく、アジアやアメリカツアーでも活躍できるプロゴルファーになりたい」
その気持ちを持ってそれまでの軌道から
ボディターンプレーンに改造する挑戦でした。
「ダイナミックにボディターンを使いたい」
「スイング軌道の安定とスキルを上げたい」
ドローボールからフェイドボールへ
持ち球を改造~~~ー
この持ち球を改造することの辛さは
大変な苦労の始まりでした。
全く違う体の使い方とスイングプレーン。
戸惑いばかり





いえ、元々のスイングプレーンがプロレベルになっていた谷選手にとって、余りにも神経反応がドローボールの打ち方に固まっていたからです。
ボールを見ると勝手にドローボールを打つ軌道に体や手が反応する谷選手。
新たな持ち球のフェイドボールに改造することについて、谷選手はよく言っていました。
「先生、右打ちから左打ちに変えるのと同じぐらい大変な改造です」
「それだけ時間は必要なので、10年位は掛かると思います」

諦めないでよく挑戦し続けました。
毎日毎日、心のゆとりなんか持てない。
不安の中での練習でした。
フィジカルをスクエアに鍛え、新たな軌道に必要な
ゴルフ筋肉への改造トレーニング。
体がボールを見ると元の軌道を作ろうとする
その軌道を新しい軌道への対応するための
筋肉と神経の改造。
当初はゴルフPNFを用いたこともよくありました。
懐かしいですね

「ゴルフ筋を鍛える」
雑誌の連載も8年させて頂きました。
谷選手はフィジカルから鍛え、
前の体や手の反射をなくすために
よく目を閉じてスイング練習もしました。

目の情報は全ての筋肉へ、すかさず反応させる反射力を高める能力があるからです





目でボールを見ると距離感や打つタイミング、全てが改造前のスイングに反応してしまうのです





改造前のスイングの動きが出る。
これは辛く長期間の戦いでした。
本当に苦しい思い出ですね





でも、今では新しい軌道にも
気持ち良く反応できるようになりました。

左軸脚がしっかり伸びてフェイドボールが心地良く打てる
そんな、スキルアップを持つ谷選手になってきました。









もっともっと☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
その精度を上げる努力とショートゲームの練習と
絶え間無い努力が続くと思いますが☆~(ゝ。∂)
これがプロゴルファーとしての道だから
谷選手の終わりなき戦いが続きます。





プロゴルファーであれば誰もが
歩む「努力」という道のり。
いろいろな方々の支えの中で
ゴルフができることの幸せ感をかみしめ
これからも進んでくれると思います。
谷選手をいつも応援していただいている皆様に
心より感謝いたします。ありがとうございます。
まだまだこれからです

今後もよろしくお願い致します。