スイングの科学 ⑰軌道を安定させるグリップアークエクササイズ 2 | ゴルフツアープロコーチ・野球トレーナー摩季れい子

昨日はスイングの軌道作りに欠かせない
グリップアークを安定させるエクササイズの1を紹介させて頂きました。

今日も軌道作りで大きなストレスを受ける筋肉を鍛える方法をご紹介します。

スイングの大きなパワーをクラブに伝えるメカニズム

スイングは下半身から上体の回転や体重を使い、パワーを生み出します。

そのパワーを小さい関節を持つ腕からグリップに伝え、
シャフトから一番遠いフェイスに伝えています。

そのスイングの軌道修正や
フェイスをコントロールする時、

肘関節や手首の関節が
質量(ウエイト)に耐えなければいけないのです。

ゴルファーがスイングでもっとも故障しやすいのが肘関節と手首。そして腰と股関節です。

どの関節を傷めてもスイングは崩れていきます。
特に、肘の関節の故障はゴルフ生命を脅かす怖い部分叫び

しっかり、スイング軌道を見直すとともに、ケアとトレーニングを進めて頂きたいですね。

スイングの繰り返しに耐えれる
筋肉のパワーと持久力が欲しいのですビックリマーク

脚よりも上体から先に使うスイングはどうしても腕や手首の力に頼って打ってしまいがち。

無理な軌道でのインパクトを繰り返せば、
前腕の筋肉や肘関節周り、
そして肘の 軟骨を故障させるケースがとても多いのです汗

【ゴルフスイングのパワーメカニズム】

ゴルフスイングは、脚や体の大きな筋肉が作るパワーを
だんだん小さな関節ヘ伝えてインパクトを迎えます。

人がクラブを振るメカニズムでどうしても負担が掛かってくる関節があります。

大きな遠心力が生まれるスイングは、
特に長いクラブほど生まれる遠心力も大きく、
遠心力によって浮力が生まれて来ます。

その軌道のずれるを修正しているのが
肘関節と手関節のため、
大きなストレスを受けているのです。




楽しいゴルファー人生のために
スイングを安定させる。

傷めないためにもしっかり鍛えてケアしたいですねビックリマーク

今日は、スイングの初動から軌道を作る
グリップローテーションの筋肉を鍛えるエクササイズをご紹介します。

軌道を作る時に使う橈骨(わんとうこつ)筋を橈屈運動(親指側に屈曲する運動)で鍛えます。
この筋肉がスイングプレーンをつくる時
親指でクラブを抑え
テイクバック方向にクラブを待ちあげる
力を発揮しますビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマーク

正面に向かい立ちます。

②両腕を伸ばし、グリップ角度は親指を正面方向に伸ばしてクラブを持ちます。

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③肘を伸ばしたまま手首から親指を上に向けるようにクラブを持ち上げます。

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④ゆっくり元の位置に戻します。
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クラブがウエイトになってスイング軌道で重要な橈骨筋を鍛えます。

回数は10回を1セットに2~3セットが目安です。

この筋肉は肘関節の外側に着く筋肉です。

スイング練習で肘の外側が疲れることが多いと思います。
しっかり鍛えたい筋肉ですね!!



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