昨日はゴルフや野球などの回転スポーツに多い、背筋痛のメカニズムについて、お話をさせて頂きました。
一方向に回転する野球のピッチングやバッティング、ゴルフスイングのボディターンでは、腰だけではなく胸背部も傷めやすいので気をつけてください。
下の写真は側方から見たゴルフスイングでの胸背部の捻じる動き。右肩甲骨の筋肉や右背面の筋肉が短縮するボディターンでの動き。
正面から見た動き。胸背部のねじれが一番大きいインパクトからフォローの動き。
いったん傷めると、なかなか治りにくい胸背部の筋肉炎症です。
普段からスイング前のウオーミングアップとスイング後のストレッチがとても大切ですね
筋肉炎症を感じられたら、アイシングがお勧めです。
そして、肋骨の下方周囲をぐるっと巻くテーピングも安定感が出て痛みが軽くなることが多いようです。
私自身も経験があり、その対処でかなり回復が早まりました。
少しでも胸背部の筋肉がスイングに対応できるように、また、大きな筋肉の深部にあるインナーマッスルを守るためにも、次のエクササイズは大切ですね。
アドレスをとり、クラブを腰あたりに置く。脚はしっかり安定させ、左右交互に捻じります。
骨盤が上体の方向に動かないようにお腹と脚内側に力を入れて固定感を強くします。捻じりを感じれば、ゆっくり元の正面に戻します。
いつもスイング前のウオーミングアップは、腰から捻じりが入るこのスイングアップエクササイズをしてくださいね
