関西メディカルスポーツ学院の藤田真悟学科長がチームトレーナーを務めている京都大学硬式野球部が関西学生野球春季リーグで頑張っています。
関西学生野球リーグは、立命大、同志社大、関西大、関学大、近大の強豪私大チームが対戦相手。
藤田トレーナーは2012年11月より、京大野球部の野球トレーナーとしてチームに関わり、毎週グラウンドに出向き、選手のコンディショニングや科学的な野球トレーニングの指導を行っています。
熱血トレーナー 藤田真悟
関西メディカルスポーツ学院
学科長
日本医学トレーナー協会
副会長
日本野球コンディショニング
トレーナー協会(JBCA)理事
プロ野球選手をはじめ、多くの野球選手のコンディショニングやトレーニング指導の経験を持つ。野球トレーナー、整体療法士として活躍中。
4月24日(日)、わかさ球場で行われた立命館大学との第2戦では、接戦を制し、2対1で今季初勝利を勝ち取りました。
昨年の秋季リーグでは開幕戦(対関西大学)に勝利し、60連敗をストップ
続く、秋季新人戦大会の近畿大学戦では完封勝利をおさめ、見事に初戦突破を果たしました。翌日行われた準決勝の関西大学戦には敗れたものの、続く同志社大学戦は引き分けに持ち込み、3位という成績を納めました。
今後の春季リーグでの京大の活躍が期待されます。5月5日、6日は近大戦です。応援よろしくお願いいたします
さて、肩関節は野球選手の命です。肩を故障して投げれない、そんな悲しいシーズンにならないように、しっかり肩作りをしたいものです。
多くの野球選手が肩のインナーマッスルやアウターマッスルを日々鍛えていると思いますが、実際のピッチングにどう活かすかが大切です。
また、プロ野球や社会人などで将来活躍するために、幼い時から肩作りやピッチングフォーム作りを行っている球児も多いと思いますが、正しい肩、腕。肘、手指の使い方を身につけることが野球肩や野球肘の故障予防やスキルアップにとても大切です。
肩のトレーニングは、①体幹トレーニング、 ②肩インナーマッスルトレーニング、③肩甲骨と鎖骨トレーニング、④投球腕PNFトレーニング(座位)、⑤ピッチングPNFトレーニング(立位)、⑤実際の投球練習(キャッチボール、ピッチング)の順に進めると大変効果的です。
なぜなら、以前も紹介したように、肩は単独で動いているのでなはなく、肩甲骨や鎖骨の運動と連係して動いているからです。
投球腕PNFトレーニングは、正しい投げ方を理解するためのトレーニングです。まずは座位で行い、体幹の安定や下半身の腰の入り具合、軸脚の幅や方向をチェックしながら、コッキングからアクセレレーション、リリース、フォローの肩、腕、肘、手首、指の動きを指導者がPNFをかけながら、筋神経を促通させ、動きをメモリーさせていきます。次に、立位でPNFをかけながら投球フォームを作くるピッチングPNFトレーニングを行います。
間違ったPNF(抵抗)をかけると、当然、間違った投げ方を関節や筋肉にメモリーしてしまい、逆効果になりますので、注意が必要です。指導者の熟練度が問われる高度なテクニックなのです。
この投球腕PNFトレーニングは、バッティングPNFトレーニングとともに、私が20年前に考案、開発したトレーニング法です。元々は、肩や肘を故障した選手の再発予防を目的として、正しい投げ方を覚えさせるために考案しましたが、コントロール力や球速が上がるため、スキルUPトレーニングとしても活用されています。
私が育成に関わり、プロ野球選手になった球児たちも、みんなこの投球PNFトレーニングやバッテイングPNFトレーニングでスキルアップを実現しました。
詳しくは私の著書「」に書いていますが、近々、正しく習得するための実践セミナーも開催したいと考えていますので、ご期待ください。
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